セラピスト役の松井愛莉 施術をした八木将康からの「何も感じない…」に悲観発言
7月3日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」
7月3日(金)に公開される松井愛莉初主演映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」(監督:篠原哲雄)の 完成披露試写会が6月17日(水)に都内で開催され、松井、共演の八木将康(劇団EXILE)、水野勝(BOYS AND MEN)、橋本マナミ、藤原紀香らが出席した。
同作は、仕事で挫折し、心が折れてしまった主人公・一ノ瀬里奈が、セラピストという職業と出合い、ともに働く仲間やお客様の人生模様を通じて気づく、いくつもの“ありがとう”を描いたヒューマンストーリー。
里奈役に松井が扮し、里奈と関わることになる元プロ野球選手の碓氷を八木、碓氷の友人で元野球選手の上坂を水野、そして、里奈がセラピストを目指すきっかけとなるカリスマセラピストを藤原が演じている。
元高校球児・八木が実力を発揮!ボイメン水野は130㎞の剛速球をキャッチできるよう猛特訓
セラピスト役のキャストはクランクイン前に施術指導を受けたといい、松井の施術を体験した八木は「何も感じないといいますか…」と公開ダメ出し。しかし、特訓の成果もあってか「撮影に入ると、役と一緒にみるみる成長していって癒されました」と話した。
これに、松井は「“はじめまして”で『何も感じない』って言われたので、私、嫌われてるのかなって」とネガティブ発言をし、「施術の方法を1から教えてもらったんですけど、八木さんは体が大きくて、より力が必要なのでかなり体力を使いました。上手になっていたのならうれしいです」と笑顔を見せた。
元プロ野球選手を演じた八木は、強豪・駒大苫小牧高校出身で、甲子園に出場した経験をもつだけに「自分の特技を発揮で役だったので特別な気持ち」とコメントし、「碓氷は頭にデッドボールをうけてトラウマになってしまったんですけど、僕も紅白戦で顔にデッドボールをうけたことがあるので、碓氷の気持ちがわかる」と役柄との共通点を明かした。
同じく、元プロ野球選手役の水野は「僕は5才から18才までサッカーしかやったことがなく、所作一つをとっても(野球が)上手いか下手かわかってしまいますし、映画はずっと残るものなので、硬式ボールの130㎞を捕れるようになるため、必死で練習しました。監督、大丈夫でしたか?」と視線を篠原哲雄監督へ。
そんな水野の努力を監督は、「頑張ったねぇ」と労い、水野もうれしそうな表情を浮かべた。
主人公に多大な影響を与えるカリスマセラピストに扮した藤原は、「偶然にもセラピストの友達がたくさんいて、彼女たちからどういう思いでお客様に接しているかを聞いていたので、失礼があってはいけないと思いながら演じた」と回顧。
「作品の中に『寄り添う』という言葉が出てくるんですけど、心と体の両方を短時間で癒してあげたいという懐の深さや愛情、寄り添うことはとても大切だと思いました」と話した。
そして、主人公の先輩セラピスト役で出演した橋本は「今、妊娠していまして、1ヵ月弱後ぐらいに生まれる予定なんですけど、ギリギリこの舞台挨拶に参加できてうれしい」とふっくらとしたお腹でスマイル。
撮影で印象に残っていることを問われると、「商店街の中にある実際の店舗で撮影させてもらったんですけど、毎日お弁当が楽しみでした」と振り返った。
紀香はピアノとアニマル、松井は植物栽培が“癒し時間”
また、新型コロナウイルスによる自粛期間中の“癒し”を聞かれ、藤原は「ピアノとアニマル動画」、橋本は「発酵食品」と回答。
松井は「植物栽培を始めました。山椒やパセリ、大葉、オリーブを育てていて、最近はラベンダーの種を植えてちょっと芽が出てきたので、それが癒しです。自分で育てた葉っぱを食べるのが幸せ」と答えた。
最後に、キャストを代表して松井が「里奈は一度挫折をしてしまい、セラピストの仕事と出合うことで職場の人間関係や仕事の楽しさを学び、成長していく物語」とアピールし、「仕事で悩んでいたり、セラピストに興味がある方の背中を押してあげられたらうれしい」と呼びかけていた。
【動画】完成披露試写会の様子
「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」
7月3日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント ©ドリームパートナーズ