「妻は空気みたいなもの」という表現は、妻を褒めてる?ホントに妻のことが見えてない!?
7月3日(金)放送『ノンストップ!』
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
7月3日(金)の放送では、「川柳で語る限界育児」「妻の魅力…言葉にできる?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、熊田曜子、横澤夏子、婦人公論元編集長の三木哲男が徹底討論した。
「妻の魅力…言葉にできる?」というテーマでは、まず、夫が妻に愛情表現をしているかどうかのアンケート調査が紹介された。結果、愛情表現をしている夫は29%、していない夫は71%。アンケートで判明した、愛情表現をしない理由は以下の通りだ。

竹山は「妻のおかげで今の自分があるという感謝の気持ちを言葉にすると、『ごめんなさい』になる。言わなくてもわかってほしい」と主張。三木も「『愛している』と言うのは、エベレストを登るくらいの難題だ」と同意した。
一方、熊田は「夫との会話が年々減って、業務連絡状態」とこぼし、横澤も「(突然愛情表現をされても)『やめてよー』ってなっちゃう」と、素直に愛情表現を受け取れない妻側の課題も明らかに。
そんな中、「両親が愛情表現を普通にする家庭で育った」という千秋は、「夫とも子供とも日常的に『大好きだ』と言い合う」と言い、番組公式SNSにも「愛情表現を普段からしあってるウチの両親、ステキ!」という声が届いた。
「後輩夫婦と食事中、夫が『妻は空気みたいなもの』と言っていた。私に関心も愛情もないのかとガッカリ」という30代女性のエピソードでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「空気みたいと言われたら、うれしいか?」と問いかけた。

投票の結果は、「うれしい=16%」「複雑=84%」。千秋をはじめとする女性陣は「絶対にうれしくない」とエピソードに登場する男性に噛み付いたが、「なくなったら生きていけないもの、という意味では?」という竹山は、「恋や愛は求めてはいけない、空気のようにそこにあるものだ」と反論した。
三木は「男性は妻の存在を(空気と同じく)“コストがかからないサポート”だと受け止めているか、サポートがあることにも気付いていない」と分析し、女性陣から冷たい視線を浴びせられた。
「物怖じせず行動力のある妻を褒めようと思って『図々しさがうらやましい』と言ったら、妻に怒られた」という30代男性のエピソードにも、千秋は「もっとほかの言い方がある」と鋭くツッコミ。

SNSにも「愛情表現だとしたら0点」などの怒りの声が届く一方、「『愛している』だけではなく、いろんな愛情表現を認めるべき」という意見も見られた。
「トイレのドアは開けっ放し!」限界育児の“あるある”に共感の声が多数!
「川柳で語る限界育児」のテーマでは、Twitterで話題の限界育児川柳が紹介された。
「6時9時 12時3時 6時9時」と時間を羅列して授乳の辛さを訴えた川柳が紹介されると、熊田と横澤は「その通り!」と深くうなづき、SNSにも「わかりみが深すぎる!」「共感しかない!」という声が続々到着。

赤ちゃんが泣き続けることのストレスを詠んだ横澤の川柳にも、SNSでは「わかる!」という投稿が相次いだが、千秋は「赤ちゃんは泣くものだと気持ちを切り替えた」と、アドバイス。「今はママとして赤点ギリギリでも、食と排泄のケアさえできていればOK」と思うことで、追い詰められることもなくなったと自らの体験を振り返った。

また、「育児の『もう限界!』な場面」では、熊田は「子どもと自分しか家にいない時は、トイレのドアは閉められない」と告白し、横澤も「リビングにトイレがあったらいいのにって思うくらい」と、辛さを吐露。
SNSにも「トイレに行くタイミング、わかる!」「トイレのドアは開けっ放し!羞恥心は分娩室に置いてきた」などママたちの本音が届き、竹山は「そんなに頑張らなくていいと思っちゃうけど、自分もそうやって育てられたんだな」と感慨深げな表情を見せた。
