中村倫也 消えてしまって困るものは?「皆さんの笑顔」
公開中の映画「水曜日が消えた」の舞台挨拶が7月3日に行われ、主演の中村倫也と石橋菜津美、深川麻衣が出演した。

今作は交通事故をきっかけに“7つの人格”がひとつの体の中に生まれ、曜日ごとに入れ替わって暮らすことになった男性の物語。中村は問題児のミュージシャンや社交派のオタクなど千差万別の7つの人格を演じた。

イベント後、『めざましテレビ』の取材に応じた中村は、自分と一番反対側にいると思う人格は?という質問に「一番難しい質問」と悩みつつ「どの曜日の要素も全部ある。だからこそできた」とコメント。ただその中でも“爽やかなスポーツマン”という水曜日を演じるのが難しかったという。「実は中身に爽やかな要素が自分では見つけられない」と言い、「昔からやる気ないよう見えるって言われ続けて生きてきたんです」と苦笑いをした。

演じる上で気を付けていたことは「どこかですれ違ったことがあるんじゃないかな」と思われるようにしたことと言い「路地裏の道だったり、駅のホームだったり、こんなところにいるはずもないのにって思ってしまうような…そんな山﨑まさよしさんの曲のような役作りを心掛けました」と冗談を交えて語った。

また映画のタイトルにかけた「この世から消えてしまったら一番困るものは?」という質問には「皆さんの笑顔ですかね」と回答。「自分どうこうよりも一緒にいた人が、その日、楽しかったなと思ってもらえることが自分のモチベーションとしても大事」と話した。
最新情報は、映画「 水曜日が消えた 」公式サイトまで。
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