A.B.C-Z「オレたち応援屋!!」映画に続き舞台も決定！ジャニーさんからの宝物の言葉を明かす
10月3日～28日 舞台「オレたち応援屋!!On Stage」（東京・日本青年館ホール） 2020年秋全国公開 映画「オレたち応援屋!!」
A.B.C-Zが7月30日（木）、都内で行われた主演舞台「オレたち応援屋!!On Stage」の制作発表に登壇。ジャニー喜多川氏からもらった、うれしかった言葉を明かした。
2016年にABC座として上演し、好評を得た舞台「ABC座2016 株式会社応援屋!! ～OH&YEAH!!～」を原案とした、グループ初主演映画「オレたち応援屋!!」が、今秋全国公開されるA.B.C-Z。
10月3日から東京・日本青年館ホールで上演される舞台「オレたち応援屋!!On Stage」は、A.B.C-Zが応援屋となって応援してほしい人にエールを届ける同映画の前日譚となり、舞台では、どうやって応援屋が結成されたのかが描かれ、映画ではその後の活躍が描かれる。
橋本良亮は「ABCZ座で新たに『応援屋』ができるのが、今からすごく楽しみ」と笑顔を見せ、五関晃一は「舞台や映画と、どんどん大きくなっていくABCZ座に負けないよう、僕たちも日本中を応援できるグループになりたいです」と力強く宣言。河合郁人も「“応援屋”ということで、僕たちがたくさん人を応援していきたい」と決意を新たにした。
会見には、サプライズで舞台に出演する森公美子も登場。真飛聖演じる女性の双子の姉役を演じるということで、河合は「森さんに出ていただけるのは素晴らしくうれしいんですけど…。どういう成長の違いがあったんですかね？突然変異？」と、戸惑いながら森に直撃。森は「いろいろあったんだろうね～。私の方が姉役だから、真飛さんの方が突然変異！」と返し、会場の笑いを誘っていた。
また、自粛期間中は「ずっと料理をしていました」という森は、「みなさんには、稽古中からいろいろ差し入れしたいと思っていますので、太るのだけは気をつけてください。太るものしか差し入れしません」とニヤリ。
それを受けて、「僕は今まで太る経験をしたことがない」という五関晃一が 、「この期間中、森さんの力をお借りして人生で初めて太って力を蓄えて、それをみなさんにぶつけたい！」と気合十分で明かした。
東宝の歴史において、同じ題材の映画と演劇が同時期に上演されることはあったが、同じ主演者が同じ題材を同じ季節に届けるのは初の試みだという。
映画と演劇のそれぞれの違いや良さを聞かれ、塚田僚一は「どちらも観る人に元気になってもらいたいというのは変わらない」と言いつつ、「映像は、ワンシーンごとに作り込める。アップとかで、観てほしい部分に注目してもらいやすい。舞台は稽古をしてもちろん作り込みますが、その場でしか生まれない空気感があるし、席によっても見える角度も変わってくる」と持論を。
また、戸塚祥太は「舞台の方が目撃者の絶対数が圧倒的に少ないので、映画に比べるとより個人的な体験になりえるのかなと」と口にし、「なので、舞台はより記憶に刻んでほしいですね。映画はほぼ半永久的に残り、観た後もいろんな楽しみ方ができるけど、舞台は観る人の内面と僕たちの板の上で起こっていることをシンクロさせて、いろんな楽しみ方をしてほしい」と舞台での楽しみ方を提案した。
森も「映画は一方的に見せられるけど、舞台は毎回来ても違うものに感じられる。A.B.C-Zのみなさんがどれだけ動いて、お客さんの近くに行ったというような醍醐味をぜひ見せてほしいです」と期待を寄せた。
自粛期間中、 A.B.C-Z はエンターテインメントの役割について考えたそうで、五関は「自粛期間中は、家から一歩に出たら時間が止まっているような孤独感を感じて。そんな時、たまたま電話した友達と何気ない話をした時に、同じ悩みを持っているなど、1人じゃないと思った時にすごく軽くなった」とエピソードを披露し、「みんな孤独感が一番怖いんじゃないかと思う。舞台やエンターテインメントの活動を通して、まずはみなさんに1人じゃないんだよっていう思いを発信していきたい」とコメント。
塚田は「ファンの方たちと“思い合う”みたいなことを感じました。僕たちがちゃんと自粛してこれからも気を付けて、 健康な状態でステージの上に立てることが本当にうれしいことだし、ありがたいことだと感じていて。今から楽しみです」と満面の笑みを見せ、河合も「劇場は一席空けて、お客さんは半分しか入れない。安全な状態で舞台をやっていきますので、よろしくお願いいたします」と呼び掛けた。
映画の公式Instagramで、ファンに応援メッセージをおくっているA.B.C-Z。橋本は「Instagramを見ていて、どんなに小さいことでも応援したいなと思う。コメントを見ると僕たちも元気づけられるし、お互いいいなと思います。新たな形でしたね」としみじみ。
河合も「いろんな方からのメッセージを拝見できるので、自分たちにとってすごくいい経験だなと思いました。インスタは僕の中でポップなイメージだったんですけど、熱いものや気持ちがしっかり伝わるものでもあるんだなと感じました」と感慨深い様子。また、応援メッセージの返しで嵐の松本潤のモノマネを入れたこともあったそうで、速攻で松本のダンスモノマネを披露し、会場を盛り上げた。
また“応援屋”にかけて、これまで応援されてうれしかったことを問われる一幕も。2018年のABC座「ジャニーズ伝説」の時に、ジャニー喜多川さんから「僕は、A.B.C-Zのファンだよ」と声をかけられたエピソードを披露し、河合は「一番の宝物の言葉ですね。僕たちだけではなく、記者さんもいる前で言ってくれて。しかも、僕の誕生日だったんです」とニッコリ。
また、「最初、僕たちも冗談で言ってるのか、本気で言ってるのかわからなかったんですけど、ちゃんと本気で言ってくださって」と当時を振り返った。
ジャニー氏を知っている森は、そのエピソードを聞き「ありえない！」といい、「ジャニーさんにいろんなことを言われて落ち込んでる人を知っているけど、応援された人は初めて聞いた。すごい！」と驚いた表情。河合は「俺たちも聞いたことないもんな。一生忘れてはいけないことですね」と感慨深い様子だった。
また、河合は先日、木村拓哉のラジオ収録に参加したそうで、「（木村が）A.B.C-Zのみんなに『頑張ってね、よろしく伝えといて』という応援メッセージをいただきました。かっこよかったですね」と告白。
記者から「どんな感じで？」とふられて、木村の過剰なモノマネを披露。橋本に「怒られるぞ」と突っ込まれ、「怒られるね」と苦笑いしていた。
