松本まりか演じる悪女に変化!?「竜二(高橋一生)に対する気持ちがダダ漏れしてるかも」
8月18日(火)21時~『竜の道 二つの顔の復讐者』第4話
8月18日(火)21時より、玉木宏主演、フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』第4話が放送される。
本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を、玉木とは初共演の高橋一生が演じる。
第4話では、竜二と美佐(松本穂香)に対する霧島まゆみ(松本まりか)の愛憎が描かれる。竜二と美佐が血のつながりがないことを知り、まゆみの美佐への態度がひょう変。竜二の気持ちを独占したいまゆみは、美佐への嫉妬から次第に暴走していき…。
<松本まりか インタビュー>

―― 偽りの愛情でアプローチをかける竜二と傲慢(ごうまん)な社長令嬢・まゆみの恋愛もこのドラマの魅力。高橋一生さんとの共演はいかがでしたか?
竜二と出会い、徐々に感化されていく過程は、台本を読んでパズルのように頭のなかで組み合わせていくのですが、やはり(高橋)一生さんと一緒にお芝居したときの発見は、すごく大きかったですね。
実際に一緒に演じてみると、台本だけではわからなかった彼女の闇があふれ出たりして、すごく面白かったです。
――竜二とまゆみの関係性について思われることは?
竜二は、復讐のために愛情を携えて近づいてくる。まゆみは愛情を知らずに育ってきた。そんな二人の間にある心の壁一枚を隔てたなかで、ミクロ単位での心の移ろいが描かれています。
視聴者の方には、「今まゆみがどんな表情をしたのか?」、「竜二のことをどう思っているのか?」ということに注目して欲しいです。

――そんな、まゆみの心の移ろいをどのように演じたのですか?
客観性は…なかったかもしれないです。自分自身のことが見えなくなるように、彼女に入り込んでいくと、「どう見えているか」は自覚せずにお芝居していたと思います。
だから、竜二への気持ちの変化はちょっとしたサインが出ているだけかもしれないし、もしかしたらダダ漏れしているのかもしれないです(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
まゆみだけではなく、竜二の心にも変化があるかもしれません。シリアスな復讐劇とあわせて、まゆみと竜二の恋愛も、「何、この女」と思いながら楽しんでいただければと思います。

<第4話あらすじ>
ネット通信販売大手のエニイウェイズとの契約を勝ち取るため、無謀な業務拡大を加速する源平(遠藤憲一)。竜一(玉木宏)は、そんな源平に対して反発を強める息子の晃(細田善彦)に、クーデターを起こすようけしかける。そんな中、経済記者の沖(落合モトキ)が、UDコーポレーションを訪ねてくる。

一方、まゆみ(松本まりか)からホームパーティに招待された美佐(松本穂香)は、竜二(高橋一生)がまゆみとの結婚を望んでいることを知る。ごう慢なまゆみの態度に戸惑いながらも美佐は、「私は妹にはならない」と、竜二と血のつながりがないことを告白。すると、まゆみの顔からみるみる笑顔が消えて…。

両親の形見の人形がキリシマ急便のグッズだったこと、そして霧島家の娘であるまゆみと竜二の不自然な関係に疑問を感じた美佐は、過去を知ろうと動き出す。そんななか、美佐の身に不審な男たちの魔の手が迫る。