『全力!脱力タイムズ』の大ファン・二宮和也が、番組の問題点を指摘! “より良い番組”を目指すはずが、伊達も戦慄する結末へ
10月2日(金)23時~『全力!脱力タイムズSP』
10月2日(金)23時より放送の『全力!脱力タイムズSP』は、ゲストに、 二宮和也、伊達みきおを迎える。
今回の70分スペシャルは、二宮に次の仕事が控えているため、ほぼ編集なしの“疑似生放送”のスタイルで収録が進められることに。オープニングでは、二宮が念願の番組初出演の喜びを語る一方で、伊達が時間短縮のためにコメントを簡潔にまとめるよう求められ、不安を募らせ始める。

特集は、二宮の緊急持ち込み企画「放送6年目の脱力タイムズを考える」。芸能界屈指の『全力!脱力タイムズ』ファンを公言する二宮が、番組を愛するがゆえに感じている問題点を挙げ、改善策を考えていこうという特別企画だ。
スタジオには、そんな二宮の厚意に応えようと、岸博幸、吉川美代子、齋藤孝、出口保行、そしてリモート出演の五箇公一と、解説員の面々が一堂に集結。メーンキャスターのアリタ哲平、キャスターの小澤陽子アナウンサーも含めた出演者全員で、より良い番組づくりを目指し、討論を繰り広げていく。

まず、二宮が指摘するのは「報道番組なのに、報道に関する話題が少なすぎる」という問題。すかさず反論を試みるアリタに対し、二宮は過去の放送のVTRを紹介しながら、自説を実証してみせる。
すると、五箇も二宮に同調し、「番組のリーダーであるアリタさんが襟を正すべきだ」と主張する。不服そうな表情を浮かべつつも、疑似生放送のため、「まぁ、わかりました。それではここで、いったんCMです」とトークを締めくくるアリタ。そしてCMが空けると、そこには“ある異変”が起こり始め、スタジオは不穏な空気に包まれるが…。
その後、二宮が「パネルや字幕に誤植が多すぎ」「ゲストコメンテーターの失態を放送しすぎ」といった問題点を挙げるたび、そのひとつひとつを真摯(しんし)に検証する解説員の面々。
その一方で、不可解な言動を繰り広げるアリタ。そして、スタジオになぜか充満していく殺伐とした空気に、ひとり戦々恐々とする伊達…。それぞれの思惑が渦巻く中、スタジオはやがて、世にも恐ろしいカオスな空間と化していく。

「THE美食遺産」は、伊達もひいきにしているという東京・板橋にある精肉店の“メンチカツ”を、滝沢カレンがナビゲート。
エンディングでは、これまで誰も見たことのない、戦慄の光景が広がる――!
<二宮和也 コメント>
――番組初出演の感想は?
やっぱり面白い番組だなって、出演させていただいて改めて感じましたね。本当によく練られた台本の中で、次々に面白いことが巻き起こっていく。その流れがすでに面白いので、収録中の間でも、家でテレビを見ているような感覚でした。
――逆に、テレビで見ているときにはわからなかったこと、実際に出演してみて初めて気づいたことはありますか?
ゲストの芸人の方々は、他のみなさんとは別の台本をもらっている、というのは本当だったんだって思いました(笑)。普段テレビで見ているとき、僕の場合はどっちかって言うと、芸人さん側…今回だと伊達さん側の視点で見てしまうところがあるんですね。だから今回、伊達さんを間近で見ていて、「芸人さん側のゲストは、本当に大変そうだな」って、少しかわいそうになっちゃいました(笑)。「そりゃあ、当然パニックになるよな」って(笑)。
――しかも今回は、二宮さんも、率先して伊達さんを追い込んでいく立場でしたね。
そうですね(笑)。この番組って、有田さんたちが考えられた特殊な設定を、視聴者のみなさんもしっかりと理解して見ているじゃないですか。僕は前々から、そこがこの番組の一番すごいところだと思っていて。今回参加させていただいて、そのことを改めて感じましたね。だって、「好きなタレントが出ているから、ちょっと見てみようか」といったスタンスで見ている方からすれば、クレームを入れたくなるようなことをやってるわけじゃないですか、この番組って(笑)。
でも、見ている方たちがしっかりと…もちろん暗に、ではあるんでしょうけど、番組の設定を共有して、理解した上で楽しんでいる。というか、むしろ視聴者の見たいところをしっかりと突いている。だから、番組として成立しているんですよね。それはやっぱりすごいことだと思うし、見ていて気持ちがいいんですよ。
――では、「今回はココを見てほしい!」という二宮さん的な見どころを教えてください。
「見てほしい」というより、僕自身、一視聴者として早く見てみたいですね(笑)。今回ようやく、作り手側の目線とファンの目線の両方から、この番組に触れることができたので、収録した内容がどう編集されて、ひとつの番組になるのか、放送がすごく楽しみです。そしてまた、“疑似生放送のCM中”っていう時間が、果たしてどこまで世間に受け入れてもらえるのか(笑)。でも本当に、そこもしっかりと丁寧な作り方をされているので、間違いなく楽しんでもらえると思います!!