Travis Japan「虎者」で新橋演舞場225日ぶりに演劇公演復活！宮近海斗「ステージ上で羽ばたき続けたい」

舞台「虎者 NINJAPAN 2020」東京・新橋演舞場 10月10日（土）～27日（火）

2020年10月11日

ジャニーズJr.のTravis Japan（宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗）が主演を務める舞台「虎者 NINJAPAN 2020」が10月10日（土）、東京・新橋演舞場にて開幕。

同日、初日公演前にゲネプロの公開と会見が開催され、Travis Japanが本舞台への意気込みを語った。

「虎者 NINJAPAN」は、高い身体能力と団結力、一糸乱れるダンス、ダイナミックなパフォーマンスが魅力のTravis Japan初の単独主演全国公演として、2019年11月に初演された。

今年は、数々の名舞台が生まれた新橋演舞場に場所を移し、パワーアップ。芝居とSHOWTIMEの2部にわたるノンストップの和エンターテインメント「虎者 NINJAPAN 2020」として上演されることに。

故・ジャニー喜多川さんがEternal Producer、滝沢秀明氏が構成・演出を担当し、SHOWTIMEの振り付けには屋良朝幸が参加している。

舞台『虎者 NINJAPAN 2020』に出演するTravis Japan（左から松倉海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也、宮近海斗、中村海人、川島如恵留、松田元太） — “TJ”ポーズをするTravis Japan（左から松倉海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也、宮近海斗、中村海人、川島如恵留、松田元太）

久々の舞台になるが、中村は「こうして舞台ができることはすごくありがたいことだと、身に染みて感じていて。初日の緊張感がふつふつと湧いてきています」と感慨深い様子。

七五三掛は「Travis Japanの晴れ舞台なので頑張りたい」とはにかみ、吉澤は「すごく緊張していますが、みんなで楽しんで、ファミリー感を忘れずやりたい」と笑顔で宣言。

松田は「新橋演舞場でTravis Japanが主演をやらせていただけることは本当にありがたく、大事な経験だと思っています。けが無く、7人に突っ走りたい」と凛々しい表情を見せ、松倉は「久々にお客さんの前に立たせてもらえるので、その快感を1か月間存分に感じたいです」と満面の笑みを見せた。

10日は関東に台風が近づいていたこともあり、宮近は「僕らが台風の目になってここから渦を巻き、いろいろな所に羽ばたいていけるような追い風にしたい」と口にし、「いい初日になると思う。身を引き締めてステージ上で羽ばたき続けたい」と意気込みを。

2月28日から休館していた新橋演舞場にとって、演劇公演が再開されるのは225日ぶり。本作がその劈頭（へきとう）を飾ることについて、川島は「光栄なこと。僕たちも新橋演舞場に7人で立つことは初めてのことなので、全てに感謝して楽しんで立ちたい」と思いを明かした。

新橋演舞場は、演出の滝沢氏が主演を務めていた「滝沢歌舞伎」が生まれた場所。川島、七五三掛、松田は「滝沢歌舞伎」に出演した経験もある。松田はジャニーズに入る前に初めて観た舞台が同作だったそうで、「（滝沢氏を）本当にかっこいいと思って。僕たちも『かっこいい』と思われるような存在になれたら」とニッコリ。

客席から同作を見ていたという宮近は、同劇場での思い出を聞かれ、「ジャニーさんがうなぎをごちそうしてれていて、“うなぎが食べられるところ”というイメージがあって。頑張っていた滝沢くんやSnow Manには申し訳ないんですけど、うなぎの思い出が強い」と明かして笑いを誘い、「力をつけたい時にみんなでうなぎを頼んで食べたいし、うなぎのように皆さんに力を与えらる『虎者』にしたいです！」と元気をよく語った。

舞台は、芝居の1幕と2幕のSHOWTIMEは、休みがなくノンストップで構成されているが、吉澤は「勢いがすごくあって、楽しんでやれてます」と言い、「アクションや歌なども見どころ」とアピール。

また、昨年も大きな話題を呼んだウォールトランポリンにも再び挑戦。メンバーで一番上手だという中村が、昨年は一人だけ壁が足りないくらい上がれるようになったこともあり、今回はウォールの上に立つという演出も増えた。

川島からパフォーマンスを絶賛された中村は「僕、すごいんです」と得意げな顔を見せるも、「死ぬんじゃないかなと思いました。恐怖はめちゃくちゃあります。高くなれば高くなるほど、けがしないかなとかよぎりますね。僕はビビりでそれを考えたら飛べなくなるので考えずに、『お客さんを魅了しよう』という気持ちでやっています」と本音を吐露。

練習は、昨年の舞台終了後から始め、すごくハードなものだったそうで、宮近は「ただのジャンプでもリスクがあって。トランポリンが外れたりとか、これ危なかったねというのはたくさんあります」と明かしつつも、「練習で自信がついたので、本番でも自信をもってやれると思う」とニヤリ。

七五三掛も「筋肉痛になりました」と苦笑いしつつ、トランポリンは「僕たちの武器になる」と手応えを。川島も「去年は0を1にした年ですが、今年は1を10にも100にもしていこうとみんなで頑張ったので、自信を持って届けられます」と力強い表情で口にし、「トランポリン・ジャパンなんで」と明かして会場の笑いを誘っていた。

また、演出を務めた滝沢氏について七五三掛は「舞台上での立ち方などを指導していただいました」と感謝。吉澤は「『自信を持ってやっていいよ』と言われました」と背中を押されたことを明かした。

もともと予定されていた地方公演が中止になったこともあり、10月26日の公演はJohnny’s net オンラインでの配信も決定。宮近は「来れない方にも届けれる機会をいただけたので、より一層気合が入りました。いろんな人に観てほしいです」とアピール。

コロナへの対策は徹底して敢行。稽古中はマスクしていたそうで、宮近は「肺活量が上がった。いつもより倍以上の汗をかいて、汗でマスクが張り付いて息ができないくらい」と爽やかな笑みで明かし、「Travis Japanと聞いただけで、ワクワクするようにな気持ちを与えられるグループになりたい。僕らのエンターテインメントはファンの皆さんがいないと始まらないもの。もっと近づけるように、ハッピーな気持ちを届けたい」と宣言。

最後に7人で「頑張るぞー！おー」とこぶしをあげ、締めくくった。