「辞めたいと思ってるでしょ?」柳沢慎吾が樹木希林に見抜かれていた本音
10月18日(日)7時~『ボクらの時代』
毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
10月18日(日)の放送は、柳沢慎吾、関根勤、小堺一機が登場。

「素人コメディアン道場」のチャンピオンから芸能界へ

素人参加型のバラエティ番組『ぎんざNOW!』(1972~79年/TBS)の「素人コメディアン道場」に出場し、優勝して芸能界入りした3人。
小堺:「クラスの人気者出ておいで」みたいな企画で。
柳沢:はい。
小堺:初代が関根さんで。
関根:はい。
小堺:5週勝ち抜くとチャンピオンになれた。
関根:そうなんです。
小堺:僕が17代目で。
柳沢:僕は19代目。まったくの素人で、全然わかんないんですよ!
柳沢は、芸能界特有の「おはようございます」というあいさつに「昼も夜もわからないのか?」と戸惑ったと明かし、笑いを誘う。
小堺も、当時「何だ、この人!?」と思ったというスタッフの態度を再現。『ぎんざNOW!』の番組の仕組みも含め、今では考えられないものだったと盛り上がる。

素人同然のまま芸能生活をスタートさせた後、俳優の道に進んだ柳沢から、コメディアンの道に進み“コサキン”として2人で活動することもある関根と小堺に質問が。
柳沢:昔から長い付き合いじゃないですか、2人は。ぶっちゃけね、ケンカしたこととかないんですか?言い合いになったこととか。
関根:あのね、ネタで「ちょっと違うな」っていうのがあったくらい。
柳沢:ケンカはないんですか?
関根&小堺:ない。
小堺:「コンビ」じゃなかったからだと思う。
柳沢:ああ、そうかそうか。
小堺:今でこそ「ユニット」なんて言葉があるけど、あの頃ないもんね。
関根:そうそうそう。
小堺:一緒の仕事もあったけど、それぞれの仕事もやってたから…。
「コンビ」ならではのストレスは感じなかったと語る2人だが、関根は「『欽どこ』(※)で、クロ子とグレ子やっているときは、僕の芸能生活でナンバー1だったね。人気番組に出るプレッシャーはすごかった」と、萩本欽一とのエピソードを明かしていく。
(※)『欽ちゃんのどこまでやるの!』(1976~86年/テレビ朝日)。関根と小堺は「クロ子とグレ子のどこまでやるの?」というコーナーで大人気に。
「この仕事を辞めたい」と思ったことは…!?

一方、「この仕事を辞めたいと思ったことはあるか?」という話題になると…。
関根:芸能界(を「辞めたい」)はない。
小堺:僕は「しんどいな」と思ったことはあるけど、「辞めたい」と思ったことはない。ある?
柳沢:あります。「もう辞めようかな」と思ったとき。26歳かそこら。
小堺:一番厳しく指導されるときだね。
関根:忙しかったとき?
柳沢:はい。頭の中がパンパンになっちゃって。いろんなのやってましたから。
当時、ドラマを5本掛け持ちしていたという柳沢。そんな姿を見て、共演していた樹木希林さんが「辞めたいと思ってるでしょ?」と声をかけてきたという。
柳沢は、そのときの樹木さんとのやりとり、もらった言葉を明かし、関根は「やっぱり、樹木希林さんはすごいな!」と感嘆の声を上げる。
ほか、同じ『ぎんざNOW!』出身の大物俳優とのエピソードや、「逃げようと思ったのは、あれだけ」と関根が語る小堺とのラジオ番組の裏話、それぞれの家族の話題などを、再現あり、モノマネありで語り合う。