『ワラリズム』で“リズムネタ”コーナーMC担当のハライチを直撃!「スター誕生の可能性が…」
11月2日(月)23時30分放送『ワラリズム』

ネプチューンの司会で、人気芸人などが音楽を使った独自のネタを披露する笑いの祭典『ワラリズム』が、11月2日(月)23時30分よりフジテレビで放送される。
「投稿ワラリズム」と題したコーナーでは、ハライチの進行で、ブレイクを狙う次世代芸人たちのショートネタを次々と紹介していく。
VTRには超若手からSNSで話題の人気芸人、大物サプライズゲストまでが登場し、1本20秒~1分半程度の短いネタばかりを披露。ショートムービーが流行っている今の時代に、果たしてここからバズるネタは生まれるのだろうか。


フジテレビュー!!では、収録を終えたハライチの岩井勇気と澤部佑にインタビュー。「投稿ワラリズム」の中で気になったネタや、漫才やコントとの違いなどを語ってもらった。さらに、ハライチの2人でリズムネタをやるかどうか聞いてみると、岩井から冷静な本音が…!?
<ハライチ インタビュー>

──さまざまなリズムネタが集まりましたが、気になるものはありましたか?
澤部:いろんな人がいましたよね。リズムネタって一口に言っても、こんなにも幅があるのかっていう。
岩井:リズムネタ、歌ネタ。「なんでもリズム付けちゃえばいける」みたいな感じもありましたしね。
澤部:やりやすいのかな。いろんな趣向を凝らしたネタがあったと思ったら、普通の替え歌みたいのもあるから、それはそれで刺さるというかね。
岩井:普通のシンプル替え歌、グッと来たねぇ。
澤部:ゲームと組み合わせてダンスしてネタっぽく仕上げるのとかも、発想がよかったですよね。
岩井:リコーダーを吹きながらをボイパ(ボイスパーカッション)するのはすごいなと思いました。すごい特技だよね。
──最後には大物のサプライズゲストも出てきましたね。
澤部:奇想天外な常人じゃ思いつかない発想で。やはり、他とは違いましたね。
岩井:ネタの粋を超えてましたね。現代アートみたいな。
澤部:ほんとにわかんないもんね、現代アートって(笑)。
岩井:あれは見たおもしろさだけじゃなくて、現代社会や世界に向けて言いたいことがありそうな感じがしました。
澤部:奥深くにメッセージがね……ないんですよね!あの方は。ないと思うんですけどね。
岩井:アートの専門家に見せたら、なんか意味合いをつけてくれそうな気がしましたよ。
──ちまたではTikTokなどショートムービーが流行っていますが、短いリズムネタは今の時代によりウケそうですよね。
澤部:今っぽいですね、リズムネタって。「投稿ワラリズム」も1本1分くらいですから、今向きですぐに見られるサイズ感。時代には適してますよね。
岩井:集中力が今(の時代)ないですからね。リズムネタって、現代の集中力の持続に合ってるんじゃないですか。

「リズムネタはやらない。芸人としての寿命を考えたら…」(岩井)
──岩井さんはリズムネタがお好きだそうですが、今回のネタはどのような目線でご覧になりましたか?
岩井:耳に残るかどうか。口ずさみたくなるというか、帰り際に反すうできるかどうか、ですね。ポポロクランクは、耳に残るリズムを残してたような気がしますね。
──ハライチでリズムネタをやることはないのでしょうか。
岩井:2人でやりたいと思ったことはないです(キッパリ!)。
──はっきりとおっしゃいましたね…。
岩井:僕、思い浮かぶんですよ。芸人としての寿命を考えたときに、リズムネタじゃないほうがいいんじゃないかって結論に至るんです。
澤部:あははは!ぶち壊しだぞ、おい!じゃぁ、この番組って、なに!?
岩井:いや、いや(笑)。スターというか、時の人は誕生するわけじゃないですか。
澤部:あぁ、なるほど。チョコプラ(チョコレートプラネット)みたいなね。ちゃんとネタもできて、TT兄弟みたいなリズムネタもあって、っていうのはすごいよね。
岩井:チョコプラの何がすごいって、(普通は)一発屋で終わりそうなもんなんですよ。でも、手数(てかず)が多い。実は、“手数のチョコプラ”なんですよ。
澤部:質もいいけどね。
岩井:質もいいよ。そりゃみんな質はいいんだよ。失速の前に新しいものを出すという、手数なんですよね。チョコプラはそれがすごい。
「リズムネタは子どもがすぐ覚えられますね」(澤部)
──リズムネタと、漫才やコントとの違いは何だと思いますか?
岩井:広がりの速さじゃないですか。人に説明できるかどうか。漫才やコントって、人に説明しても面白くないじゃないですか。でも、リズムネタを人に説明したときに、その人の耳にも残るから「おもしろいな」ってなる。そこからの広がりの速さはありますよね。
澤部:子どももすぐ覚えられますしね。漫才やコントのネタってなると、なかなか子どもが「これ、おもしろい!」ってならないですよね。リズムネタにはそれがあるから、子どもにも広がりますよね。だからほんと、出る可能性ありますよ。スターが!
──番組を楽しみにしている皆さんに、今回の『ワラリズム』の見どころ、リズムネタの楽しみ方を教えて下さい!
澤部:絶対に耳に残るネタがあると思うんです。人それぞれ違うと思うんですけど、自分の耳に残るネタをぜひ見つけて、次の日学校とかで歌って、「ポカーン」とされればいいなと思います。
岩井:「ポカーン」とされたことが、のちのちね。「ポカーン」としてたやつを見返すことになり得ますからね。
澤部:流行ったあとに「あのときに言ってたのに!」ってね。
岩井:音ネタって、おもしろさで流行るか、いい曲で流行るか、2パターンあると思うんですよね。だから、入り口が広くて、流行る可能性が高いと思うんですよね。ここに金脈があるような感じがします。
澤部:そうですね!ゆくゆくは“ワラリズムフェス”…どうですか!?
岩井:いいですね!
