大泉洋 映画撮影で追い込まれ「『水曜どうでしょう』に近い気持ちに」監督が爆笑した現場エピソード披露
映画「新解釈・三國志」12月11日(金)公開
11月4日(水)、映画「新解釈・三國志」の完成報告会見が行われ、大泉洋、ムロツヨシが登壇した。同作は、歴史書「三國志」を福田雄一監督流の新たな解釈で描く完全オリジナル映画で、12月11日(金)より公開が予定されている。



大泉は同作について「なんでかわからないけれど、この映画の撮影をやっていると、だんだん『水曜どうでしょう』に近い感じになるよね。この追い込まれていく感じというか」と告白。
ムロが「香盤表(スケジュール表)の大泉さんの欄に、撮影予定のマルがつけ忘れられていたことがあったんですね。そうなるとですね、本当は大泉さんの撮影の番のはずなのに、大泉さん自身が現場にいない。洋さん、その日が休みだったのに、(香盤表のミスプリントの知らせを受けて)急に現場に現れましたから、スタッフさんも恐縮ですよね」と補足した。
大泉は「香盤表の一番上にいる主演の名前にマルつけ忘れるって、前代未聞ですよ。それで現場もピリついているのに、福田雄一(監督)だけは爆笑してましたね(笑)」と、同作でも予期せずして筋書きのないロケを体験していたことを明らかにした。

大泉は、会見の終盤で北海道出身のなじみの記者から質問を受けたさい、「紅白に出ることになりましてね!」と紅白歌合戦の司会内定について自発的に言及。
「記者の誰かが、聞いてくれないかと」とうずうずしていた大泉は積極的に喋りはじめ、「プレッシャーがあってね。そう簡単にやっていい役なのかと、オファーを受けるかどうか1日じゅう悩みましたね。この映画の劉備役は即決でしたけど。今度は私が紅白で皆さんを元気づけたいなと!あやっぱこれNHKで話したいなあ。NHKでいつになったらこういう会見やってくれるのかな?なんか、どこかの新聞社がもうすっぱ抜いちゃったんだよね」といきなり本気モードのぼやき節を披露。

その後も大泉が道内出身の記者との再会を喜ぶそばで、ムロは「あなた(=記者)は一切僕には質問がないんですね」と同じくぼやいていた。


そのほか、大泉は「本当は『キングダム』に出たかったな〜〜〜」「(現代人は)誰も見ちゃいないですからね、本当の劉備なんて」「主題歌を担当した福山雅治さんにこの映画を褒められたんですけど、私ね、福山さんは実際には見てないんじゃないかと思うんですよ」「この映画はね、見なくていいです」など数々の<主演・大泉洋>らしい名言を披露し、会場を沸かせていた。
(※なお、12月31日大晦日のフジテレビでは格闘技イベント「RIZIN」の放送が決定している)