土屋太鳳、主演映画のオファーを3度断ってもなおOKした理由「田中圭さんが…」
土屋太鳳が、映像企画とクリエイターの発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2020」(以下TCP)の最終審査会に登壇。
「TCP2016」で企画がグランプリに輝いた主演映画「哀愁しんでれら」(2021年2月5日公開)の渡部亮平監督と共にトークイベントを行った。

土屋太鳳が田中圭の魅力を明かす
土屋は渡部監督から主演オファーを3回も断っていたそうで、出演を決めた理由を「理由は2つあるのですが、1つ目は大悟というすごく重要な役を田中圭さんがやられると伺って、圭さんの大悟を小春(土屋が演じた役)として見たいと思ったのが直感的な思いでした」と明かした。
続けて「もう1つは4回目に私の前に台本が来たときに、小春が『誰か私を見つけて。この感情を伝えてほしい』という迷子のような気持ちで泣いている感覚があって、これは受けさせていただいたほうがいいなと思いました」と説明。

渡部監督は、3度も断れても主演は土屋がいいと思った理由を「ほかにオードリー・ヘップバーンくらいしか思い浮かばないくらいで(笑)。脚本を直して時間が経ったときに、あるミュージックビデオを見て、土屋さんの表現力の高さに驚いてしまって、しかもすごいものを秘めていそうで、それをこの映画で出してくれたらパワーがこもった映画になるんじゃないかなと思ったので、ほかの人は考えられませんでした」と答えた。
土屋は「ありがたいなと思います。こういったエキセントリックなストーリーは、10代後半のときにやっていたので、物語に対して変な気持ちを持たずに監督の台本で走ることができたかなと思います」と語った。

共演した田中について土屋は「すごい方で面白い方でした」と目を輝かせ、「すごいなと思ったのは、豹変する…言っていいのかな、これ?」とネタバレに慎重になりつつ、「表現力が素晴らしくて、子役のCOCOちゃんにはつらい物語なので、現場がシビアになったらうまくCOCOちゃんの気分を上げたり、見守っていたり、そういう姿勢に感動しました」と絶賛。
続けて、面白い部分については「ラブシーンがあるんですけど、マネージャーさんが撮った動画を見て『俺、ここまではかっこよかったんだけど、ここからかっこ悪くなってる』って言っていて、『大丈夫なのかな』ってずっと気にしていらっしゃって、すごく和みました」と笑顔交じりで話した。

そして、本トークイベントでは「哀愁しんでれら」の本ビジュアルも初公開された。

本ビジュアルに書かれている“シアワセすぎる”というキャッチコピーにちなみ、幸せすぎる瞬間を聞かれた土屋は「私の弟が犬を飼ったんですけど、その犬を見るために家族が集まるようになって、それはすごく幸せだなと思いました」と頬を緩めた。

動画はこちら!
映画「哀愁しんでれら」は2021年2月5日(金)全国公開
©2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
配給:クロックワークス
最新情報は、映画「哀愁しんでれら」公式サイトまで。