大泉洋 福田組の後遺症に苦しむ！？「日本一ゆるい現場から、日本一厳しい現場に行っちゃった」
映画「新解釈・三國志」12月11日（金）公開
12月2日（水）、映画「新解釈・三國志」のバーチャル生配信イベントが行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、橋本環奈、岡田健史、福田雄一監督が参加した。
本作は、歴史書「三國志」を福田監督流の新たな解釈で描く完全オリジナル映画で、12月11日（金）より公開が予定されている。
主人公の蜀の武将・劉備を大泉洋、蜀の國を勝利へと導く天才軍師・孔明をムロツヨシ、天下の最高司令官・周瑜を賀来賢人、孔明の妻・黄夫人を橋本環奈、呉の君主・孫権を岡田健史が演じる。
大泉によるタイトルコールで始まった本イベントは、冒頭からかなりのハイテンション。1人ずつ自らの役柄の説明をしながらあいさつをしていくが、笑い声と、途中から合いの手も入ってきて、何を話しているのかわからないような状態になっていた。
そんな中、まずは、先日行われた大泉とムロが参加した完成報告会見の話題に。2人以外の出演者がパネルで参加という形になったことに大泉が不満を漏らす。賀来に「本当にスケジュールなかったの？」と詰め寄り、さらに「頼むから（曹操役で出演の）小栗旬を呼んでくれよ」とお願い。小栗が現在撮影中の作品にかけて「あいつ、今、日本と沈没しちゃってるんだよな。沈没する前に来てくれれば良かったのにな」とぼやいた。
その後、大泉は福田が演出を務める現場の特殊性についてコメント。本作のあとに、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』（TBS）に出演したことを「日本一ゆるい現場から、日本一厳しい現場に行っちゃったから大変だった」と回顧。「（ドラマの現場では）セリフを間違えたら、OK出ないんだもん」と当たり前のことを言うが、福田の現場では「セリフ間違えてもOK。面白ければ」と言い、「笑ってもOKだし」と、笑いを追求する“福田組”ならではのやり方を語った。
また賀来も、福田が監督を務めた映画「今日から俺は!!」のあとに、ドラマ『半沢直樹』（TBS）に出演。あまりの雰囲気の違いに「寒暖差でアレルギーになりそうだった」とその違いを表現した。
今回、夫婦役を演じたムロと橋本は、これまで同じ作品には多く出演しているものの、しっかり共演する機会がほとんどなく、今回が初共演のような状況だったという。そのため橋本は「実際に演じられているムロさんも面白かった」と言い、しかも期待を上回る面白さで「すごいなと思った」と述べた。
またムロも一つ大変なシーンがあり、それを橋本と乗り越えられたことで「夫婦になれました」と笑顔を見せた。
福田監督作品には初参加となった岡田は、以前から福田の現場のさまざまな噂を聞いていたという。その中でも、本番中に福田が大笑いしてもOKが出るというものがあり「本当かな？」と疑っていたが、実際にその場面に遭遇。「戸惑いながらやっていた（笑）」と振り返った。
そんな岡田に対して福田は、「健史くんには純朴なバカを演じてほしかったのですが、まさに純朴なバカだった」と福田なりの褒め言葉を送る。ムロも現場で福田が「岡田くんの迷ってる感じがすごくいい」と話していたことを明かした。
続いて、現場でのアドリブについての話題に。大泉は「ムロツヨシは好き勝手」と言うが、ムロは「台本をいただいて、その中でパフォーマンスしただけなので、好きに自由にやっていることはないですよ」と否定。
しかし大泉は「2割じゃないかな、セリフは」と、ムロの演技は8割がアドリブだと暴露。さらに「佐藤二朗は10割アドリブ」と、ムロの上をいく佐藤のやり方も暴露していた。
最新情報は映画「新解釈・三國志」公式サイトまで。
