渡邊圭祐 新田真剣佑らの仲の良さに嫉妬?「非常に寂しい思いをした撮影でした」
映画「ブレイブ –群青戦記-」3月12日(金)公開
12月14日(月)、映画「ブレイブ –群青戦記-」の製作報告会見が行われ、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、本広克行監督が登壇した。

本作は、スポーツの名門校で活躍していた高校生たちが、学校ごと戦国時代にタイムスリップし、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった歴史上の武将たち争う世の中で、生き残るための戦いに挑むアクションエンターテインメントだ。
主人公の弓道部員・西野蒼役を新田、蒼を支える幼なじみ・瀬野遥役を山崎、蒼の幼なじみで剣道部主将・松本考太役を鈴木、蒼たちに先駆けて戦国時代へタイムスリップし、歴史の操作を目論む不破瑠依役を渡邊が演じる。さらにのちの徳川家康となる松平元康役を三浦春馬、織田信長役を松山ケンイチが務めた。

出演者たちは現場でのお互いの印象について回顧。山崎は新田について、役柄としては自分が引っ張っていく方だったが、「現場では逆」と、新田に助けられることが多かったという。立ち位置などが微妙に違うときは「お芝居の中でエスコート」してくれたり、「大丈夫?動きづらくない?」などと声をかけてくれたりと、新田に常に気遣ってもらったことへの感謝を伝えた。

劇中、気弱な蒼役を演じた新田は、全員のリーダーで、蒼の幼なじみの考太役を演じた鈴木の裏に隠れていることが多く、特に木刀を持って戦うシーンでは高身長の鈴木がさらに大きく見えると言い、実際にその場に鈴木に立ち上がってもらって、シーンを再現。「身長が3メートルくらいになる(笑)」と言い、その後ろに隠れられるので一緒にやっていて「すごく安心しました」と笑顔で語った。

新田、山崎、鈴木の3人は幼なじみという設定だったが、今回が初共演。鈴木は「まっけん(新田)が率先してコミュニケーションを取ってくれて、本当の幼なじみのように楽しく撮影させてもらった」と話した。

一方、3人とは距離のある役柄を演じた渡邊は「今見てもらっていてもわかるように、3人の仲がすごくいいんですよ」と言うと、「その3人の空気感をはたから見ているという役だったので、非常に寂しい思いをした撮影でした」と発言。
しかしすぐに山崎から「そんなことないじゃん!休憩時間にいっぱいしゃべってじゃん」と冗談だったことをバラされてしまう。

渡邊は劇中の関係は羨ましいと思っていたのは事実だが、ともに過ごした現場では「子供みたいに駆け寄ってくるまっけんがいて、(3人の仲に)一緒に混ざったりもしてました」と仲良くしていたことを明かした。

本作の見どころについて新田は「ほんとうに盛だくさんなんですよね。(予告編に使われているシーン以外にも)まだまだ見せたいものがたくさんあるし、とにかく尽きない」とアピール。そんな中でも、強いていえばという形で三浦、松山らが演じた武将たちとのシーンを挙げると、「今考えてもいい経験をしたな、と思えるくらい、僕自身も思い入れ深いことがたくさんありました」と振り返った。
映画「ブレイブ‐群青戦記‐」は2021年3月12日(金)全国東宝系にてロードショー。
©2021「ブレイブ‐群青戦記‐」製作委員会
©笠原真樹/集英社
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