
丸山隆平『知ってるワイフ』予告制作でオンエアなるか!?村上信五プロデューサーが頼もしいエール
2月15日(月)放送『関ジャニ∞クロニクルF』
30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
2月15日(月)は、「誰でも出来る、動画編集でバラエティする。」が放送された。
途方に暮れる丸山Dを、村上Pが「守ったる」
知識ゼロから動画を制作し、ディレクターとして進化を続けてきた丸山隆平(以下、丸山D)。今回は、大倉忠義主演の木曜劇場『知ってるワイフ』第7話の予告制作に挑戦した。ドラマスタッフに売り込み、公式予告として地上波放送を目指す。村上信五もプロデューサー(以下、村上P)として応援に駆けつけた。
予告編集の極意を学ぶため、2人が訪ねたのは、一流の映画予告編ディレクター・里謙二郎さん。「JOKER」や「ジュラシックワールド」をはじめとした洋画から、「HERO」や「告白」といった邦画まで、過去15年間で300タイトル以上もの予告制作を手掛けてきた、業界のトップランナー。
ヒットを狙うには「構成力」が重要だと語る里さん。ハードルの高さに「うわっ、いきなりムズイなぁ」と肩を落とす丸山Dだが、村上Pの「一遍やったらいいから」という励ましに、気を取り直す。
しかし、実際に里さんが手掛けた「JOKER」の予告編を見ると、BGMのリズムと合った印象的なカット割りに、丸山Dは「ちょっと絶望」と再び顔を曇らせる。
続いて見たのは、永野芽郁主演の「地獄の花園」(2021年5月公開予定)。本編にはない、予告編だけのオリジナル動画を最後に入れている。すると村上Pは「ジャッキー・チェンの映画のエンドロールを思わせるような…」と、最後にNGシーンを入れる手法を想起。里さんは「面白いところついてくるな」と笑い出してしまった。
さらに、村上Pが「15年くらいやってると、キャッチコピーなくなってきません?“全米泣き疲れた”でしょ?」と尋ねると、里さんは大笑い。「泣き疲れてますし、衝撃受け過ぎてます」と答え、丸山Dを含め3人で笑い合った。
最後は、横山裕が出演した「破門 ふたりのヤクビョーガミ」。別シーンのセリフを繋げて同じシーンのように編集しており、このテクニックを駆使すれば、あえてミスリードを作ることも可能だという。
このように高度な技が要求される予告制作に、丸山Dは「今回は荒れるな」と不安を見せる。しかし、村上Pの「守ったる、それがプロデューサーやから。現場のやりたいようにやったらええ」という頼もしい言葉に背中を押され、いざ動画編集をスタート。
主演の大倉は「マル、センスあるね」と大絶賛!地上波O.A.なるか!?
『知ってるワイフ』第7話は、ラストに向けて物語が大きく動く、肝心な放送回。丸山Dは、ドラマから引きのあるセリフを探すため、本編映像を真剣な眼差しでチェック。「ここ使いたい。この声を顔の映像に重ねてください」と、思い描いた構成を、里さんの力を借りて編集していく。
慣れない作業に、「新しい習い事する時に偏頭痛が起こる。この辺(こめかみ)がキュって絞れる」と苦笑いする丸山D。しかし里さんは、「これだけのスピード感でイメージ出来ているのは凄い」と絶賛。丸山Dの飲み込みの早さに呼応するように、さまざまなテクニックを盛り込んでいく。
音とテロップも入れ、4時間かけて渾身の予告編が完成…と思いきや、“予告だけのオリジナル要素”をすっかり忘れていた丸山D。そこで最後に、「もうやめて〜」という明朝体の斜めテロップを、画面いっぱいに入れることに。大胆すぎる構成に、里さんも「新しいです。僕だったら怖くて出来ない」と褒める(?)が、この作戦やいかに…。
そして番組スタッフが、丸山Dから預かった予告動画をひっさげ、『知ってるワイフ』スタッフ首脳陣を訪れた。ちなみに、ここから先の展開は丸山にも伝えられておらず、関ジャニ∞メンバーとともにVTRで知ることに。
会議室には、ただならぬ緊張感が走る。貸川聡子プロデューサーは「面白いとは思いました。セリフが畳みかけてくる作りを、このドラマではしていなかった」と、新しい視聴者に訴求効果がありそうと評価。
しかし、編成企画・狩野雄太は「カットが多くて状況が掴めない」、土方政人チーフ監督は「冒頭から煽りすぎ。このドラマの世界観じゃない」とバッサリ。
VTRを見ながら「もうやだ!」と困惑の表情を浮かべる丸山D。しかし、貸川プロデューサーの「確かに、でも、7話って今までにない事件が起きる」という一言で風向きが変わり…30分の議論を経て、ついに正式採用が決定!地上波で放送されることになった。
※予告編は、現在、「『知ってるワイフ』#7予告30秒 丸山DスペシャルVer.」として、フジテレビ公式YouTubeでも公開中。
実際に予告編を見た関ジャニ∞メンバーは「すごい!」と感動するも、最後の“もうやめて〜”のテロップに大笑い。安田章大は「バラエティ!」、主演の大倉も「最後イヤやわ」と総ツッコミ状態。
丸山Dはテロップの意図について、7話まで見て「もうやめて〜。みんな幸せになって」と思った気持ちをインパンクトのある一言で表現したと明かした。
一視聴者としての素直な想いを込めた丸山Dに、大倉は「めちゃくちゃ嬉しい。マル、センスあるね」と大絶賛。安田も「マルらしい。展開が重なっていく感じが」と声をかけた。
しかし横山が一つ気になると言い出したのが、今回のVTRでも度々登場した、丸山の最新の宣材写真。ちょっと顎を上げた写真を「変よね」と言う横山にかぶせ、大倉が「丸ちゃんが悪い。(撮影の日に)二日酔いで来た」と暴露。
「なんとか、むくみを隠そうとした」と弁明する丸山だが、大倉が、他の30枚ほどの写真を「メンバー目線でちゃんと選ぶんで」と見せてもらったところ、「コレしか無かった」と唯一のベストショットだったと明かして、スタジオが笑いに包まれた。
次回、2月22日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、関ジャニ∞がクリームシチューを大胆アレンジ!シチューにこだわる大倉の反応は?そして横山がガチ切れのワケとは!?
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