“あざと可愛い”女子で格差恋愛に挑むあいこ!そして、忍び寄る影
4月29日(木)放送『レンアイ漫画家』
『レンアイ漫画家』第4話完全版
久遠あいこ(吉岡里帆)を居候させることを決めてしまった刈部清一郎(鈴木亮平)だが、向後達也(片岡愛之助)の忠告に、不安を募らせる。数々のルールは決めたものの、すでにレン(岩田琉聖)も同居しているため、人付き合いの苦手な清一郎に耐えられるかと向後は心配していた。
案の定、生活リズムが乱され、狼狽する清一郎。一方、あいこは刈部邸での生活費を一部分担するにあたり、どれも高級品ばかりだと気づいて戸惑っていた。このままでは支払えない…。背に腹はかえられぬ。清一郎に課せられたミッション“友情から恋愛に変わる過程”を実行するしかないのか…?
二階堂藤悟(眞栄田郷敦)に恋愛ミッションを出来レースのバイトで受けてくれないかと頼むあいこ。だが、前に話したときは乗り気だったのに、なぜか断られてしまう。
刈部邸に戻ったあいこは正直に事情を話し、ミッションの変更を頼む。すると、清一郎は“格差レンアイ”を思いついた。社会的地位のある男前の独身貴族とレンアイしろと言うのだ。
カフェで新たなミッションについて向後と話し合った帰り道、何者かにつけられている気配を感じるあいこ。刈部邸に着くと金條可憐(木南晴夏)が麻央(星乃あんな)と訪ねて来ていた。漫画家の刈部まりあの邸宅だろうと執拗に疑う可憐をあいこはなんとか交わす。だが、可憐の疑念は晴れたわけではなかった。
あいこはマッチングアプリで“格差レンアイ”の相手を探すのだが、なかなか見つからない。そんなあいこに、向後は“あざと可愛い”女子を装うように提案。練習するあいこを見る清一郎は気持ち悪さを感じるのだが、あざと可愛く変身したアプリにさっそく、男たちが食いついてくる。あいこは中でも“格差レンアイ”の条件が整ったセレブ男性の八代貴之(坂東工)とデートすることになった。
リムジンで待ち合わせ場所に来た八代は、高級レストランであいこを優しくエスコート。デートの様子をあいこはうれしそうに清一郎に報告する。
だが、八代に“キュン”を感じたかと言う清一郎の問いに、答えられないあいこ。1人になって、八代への“キュン”を考えるあいこだが、清一郎に団扇で扇いでもらった時のような感覚はなかった。
そんな時、あいこはレンが誕生日を迎えたことを知る。あいこは学校から帰って来たレンを誕生祝いとして好きな場所に連れて行くことにした。
喜ぶレンは水族館を選択。レンは2人の会話を聞いていた清一郎も誘う。だが、あいこは清一郎は不要不急の外出はしないと否定。 しかし、あいことレンが出かけようとすると、清一郎もついて来る。
水族館で魚を見るあいことレンに、付かず離れず絵を描きながら同行する清一郎。そんな時、あいこは八代が女性と来ていることに気づく。八代もあいこに気づいて、メールで空いた場所に呼び出した。
清一郎とレンに断って、指定場所に向かったあいこは、八代になぜ他の男とデートしているのかと責められる。あいこは八代も同じではないかと切り返す。すると、八代は自分と一緒にいる時は最高に楽しませるし、一銭の金も出させないと言い出した。
さらに、あいこみたいな顔だけの女は貞操ぐらい守れないと価値がないとまで言う八代。この言葉に、なぜ“キュン”としなかったのかがわかったあいこは八代には愛がないとぶつける。
八代は暴言を吐いたと怒って、あいこに詰め寄って来た。八代の手があいこに届こうとした時、何者かがそれを止めた。清一郎だ。清一郎はあいこだけが謝る必要はないと八代に告げる。また、あいこに価値がないと言っていたが、自分の役に立っていると睨むと、八代は逃げるように去ってしまった。
礼を言おうとするあいこに、清一郎は「君は本当にダメ男ホイホイだ」と苦笑いする。
その夜の刈部家の夕食は、レンのリクエストであいこのケチケチ料理になった。文句を言っていた清一郎も同じ料理を食べて、満更でもなさそう。レンの明日の朝ご飯からはあいこの料理を食べたいという願いも清一郎は許した。また、生活のリズムが崩された清一郎があいこに突き付けていた、「生活時間の分割」も撤回すると言う。
清一郎があいこと一緒にレンの誕生日を祝っているころ、二階堂に愚痴っていた。向後は清一郎が遠くに行ってしまうのではないかと心配なのだ。二階堂も清一郎があいこに恋をしていないかと不安な様子。
その時、刈部家の様子をうかがう何者かの影があろうとは、誰も気づいていなかった。