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【眼福♡男子】藤原季節 主演の成田凌に感謝「成田くんのような強力な接着剤が必要だった」<映画「くれなずめ」編>

映画「くれなずめ」5月12日(水)全国公開

フジテレビュー!!編集部

2021年5月12日

ドラマ・映画/ピープル

“目の保養”となるような麗しい男子を紹介する「眼福♡男子」企画のVol.57に藤原季節(ふじわら・きせつ)が登場。

5月12日より公開の映画「くれなずめ」では、東京で働く会社員の田島大成(たじま・ひろなり)を演じる。友人の結婚式に出席するため、久しぶりに集まった高校時代仲間たち。大成はそのうちの1人で、他のみんなより年下のため、雑用も引き受ける後輩キャラ。しかし、主人公の吉尾(成田凌)には挑戦的な態度を取る生意気な一面もある。

フジテレビュー!!では、藤原のインタビューを前後編に分けて公開。前編では松居大悟監督の下、芸達者な共演陣とともに挑んだ本作について語った。

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成田凌は “超ひとたらしボーイ”

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――本作の出演依頼が来たとき、何が一番印象的でしたか?

まず、キャストの方ですね。松居大悟監督の作品に、この人たちが出ると思ったら、正直、めちゃくちゃテンションが上がりました。

――共演経験のある方はいないですよね。

同じ作品への出演はあるのですが、一緒に演じたことがある方は一人もいなくて。だから未知の世界に飛び込んだ感じでした。

成田(凌)くんは、周りから共演したみんなが好きになると聞いていたので、「どれだけの男なんだよ」と思っていて(笑)。好奇心がありましたね。実際に会ったら「これは好きになるよね」って納得できる、“超ひとたらしボーイ”でした(笑)。

茶目っ気があって、いたずらっ子なのに、周りのことが良く見えていて、大人なんです。そういうギャップにやられちゃう。僕に対しても、2人きりになると超優しくなるとか。「これはずるい!」って感じでしたね。

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」場面写真
左から)藤原季節、若葉竜也、成田 凌、高良健吾、浜野謙太、目次立樹
©2020「くれなずめ」製作委員会

――成田さん以外の4人は藤原さんより年上で、役者としてのキャリアも上ですね。そんな方たちと同年代の友人を演じる上で、心がけたことはありますか?

背伸びをしても絶対にどうにもならないと思ったので、自分を信じて、自分にできることを精一杯やろう、と思いました。

僕が演じた大成は、他の役と比べて生活感がある人間だったので、そういうどこにでもいそうな人を演じたいと思いました。

一つひとつの何気ない動作を掘り下げて。例えば、お酒をグイっと飲む動作にしても、なんでこういう行動をするんだろう?お酒に逃げたいのかも知れないな、とか。よくSNSを見ているのはなんでだろう?とか。そういうところから(役を)作っていきました。

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演する藤原季節
©2020「くれなずめ」製作委員会

――役に関して、松居監督から事前に話はありましたか?

松居さんは役柄のディテールとか、ご自身の熱量とかを、あまり役者に強制しないんです。僕らがやることを見守ってくれる。その距離感は演じていてすごく心地よかったです。

だから、それぞれが役として好き勝手やっていて。時にはちょっと役をはみ出す瞬間もありながら(笑)、それが楽しかったです。監督が松居さんだったからできたことだと思います。

――“映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めて”とコメントしていましたが、今、言ったようなことが理由ですか?

はい。俳優にそう思わせる松居さんってすごいですよね。部活動の部長みたいな存在で、同じ目線にいて、それぞれに委ねながらも、大事なところでは引っ張ってくれる。カッコいいな、と思いました。

ただ、俳優が自由にやれることがいいことなのかというと、そこは難しいところで。全体が見えている監督だからこそ、できるというか。キャスティングのバランスから始まって、僕らが好き勝手できる土台を、すごく手をかけて作ってくれたからこそ、僕らは暴れられたんだろうと思います。

自分のことしか見えていない。それが悔しかった

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――リハーサルは数日間かけて行われたそうですが、どんな様子でしたか?

そのときから部活みたいな感じでした。ピリッとしたムードは全然なくて、自由にやっていました。

本読みの段階から、それぞれある程度はキャラクターを作っていましたけど、そこからどうにでもできる余白も持っていました。みなさん、瞬発力がある方ばかりなので、リハで入念に準備をして固めていった、というよりは、この6人が集まったときの“セッション感”を大事にしていました。

とにかくみなさんすごいな、と思いましたし、その中での成田くんの現場のまとめ方は素晴らしかったです。成田くんが主演でなかったら、僕たちは今のような関係にはなっていなかったかもと思います。

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――成田さんが演じた吉尾は、物語の主人公ですが、微妙な立ち位置のキャラクターというか。

吉尾はスター性があるわけでもないし、曖昧なキャラクターですよね。それを絶妙なバランスで、成田くんが成立させているんです。成田くんの現場での立ち位置も、この映画においての吉尾の立ち位置と似ていたような気がします。

今回、映像だったり、舞台だったり、それぞれ違うステージでキャリアを積み重ねてきた役者たちが一つの空間に集まっていたので、それをまとめるには、成田くんのような強力な接着剤が必要だったんだと思います。

――藤原さんが、みなさんとコミュニケーションを取る上で心がけていたことはありますか?

僕からしたら10代のころから見てきた人たちでもあるので、ビビったらダメだな、というのがありました。演技でも積極的にぶつかっていくことを意識していました。

みなさん、本当に周りがよく見えていて。僕は他の方と比べてそこができていなかったと思うので、悔しかったですね。自分のことしか見えてない。

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――松居監督は大成を「仲間との思い出がそんなになさそうに見えて、実はここ以外に居場所がない、結構切ないヤツ」と説明していましたね。

まさにそういう人間ですね。完成した映画を観ると、思い出もそんなにないドライな奴のように見えて、一番執着しているのがわかります。それは松居さんの演出のおかげだと思います。

(ネジ役の)目次立樹さんと、(ミキエ役の)前田(敦子)さんとの駅のホームでのシーンは、最初、僕はわりとドライな感じで演技をしていて。そうしたら、松居さんから「そこはもっと感情を出して」と言われて。この作品で唯一、松居さんから強い演出があったところなんですけど、あそこで感情を出せたことで、大成という役の幅がすごく広がったと思います。

――雪の情景も相まって、とても印象に残るシーンでした。

実はあの雪はもともとの予定ではなくて。たまたまあの撮影の日にだけ、大雪が降ったんです。奇跡的に撮れたシーンでもあったので、僕もすごく印象に残っています。

普段からあった違和感のようなものが、この映画を観て「まあ、いっか」と思えた

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――撮影以外での6人でのエピソードも教えてください。

未だにみんなで連絡を取り合っています。お互いの出演作の感想も伝えますし、この間は、「くれなずめ」がどのくらいヒットするかの予想をしました。僕が一番大ヒットにかけています。またこの人たちと現場で再会できたら、うれしいですね。

――欽一役の高良健吾さんとは大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で共演しますよね?

そうなんです。もう撮影は始まっていて、大河ドラマは初めてですがとても楽しいです。高良さんがいると、真剣なシーンでもふざけそうになっちゃうんです(笑)。僕にとっては勝手に“兄ちゃん”って感じです。

――本作でも率先して場を作っていく役回りですよね。

役でもそうなんですけど、実際にもそうで。あのラストの畑のシーンでは、高良さんが一番はしゃいでました。現場で笑い転げてましたね。「そんなにやっちゃっていいんですか?」みたいな場面でも、「やっちゃおうぜ!」みたいな。面白かったですね。あのシーンはすごくくだらないようで、すごく切なくて。感情の振幅として、笑うと泣くって似ているのかもしれないな、と思いました。

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」に出演した藤原季節

――この映画が観てくれる方にどう届いてほしい、と思いますか?

僕自身、普段から感じていた違和感のようなものが、この映画を観て「まあ、いっか」というふうに思えたんですね。だから少なからずいるであろう、僕と同じように今の世の中にちょっと生きづらさを感じている人が、この映画を観る時間を楽しんで、帰ってくれたら。

今の世の中って、何でもハッキリさせたいというか。何かを好きでいるのにも、主張することを求められるとか。シンプルなものがどんどんシンプルではなくなってしまうのが、僕はちょっと苦しいな、と思っていて。その感覚を僕自身がこの映画を通して、楽にしてもらった部分があったので、観た方にもそんなふうに思って、笑ってもらえたらいいですね。

藤原季節インタビューは<素顔編>に続きます。こちらもお楽しみに!

撮影:稲澤朝博

<「くれなずめ」ストーリー>

画像ギャラリー【全18枚】を見る 映画「くれなずめ」ポスター
©2020「くれなずめ」製作委員会

高校の帰宅部仲間6人が、友人の結婚式に参加するため、5年ぶりに集まった。

優柔不断だが心優しい吉尾(成田凌)、劇団を主宰する欽一(高良健吾)と役者の明石(若葉竜也)、既婚者となったソース(浜野謙太)、東京の会社に勤める大成(藤原季節)、地元の工場で働くネジ(目次立樹)。

高校時代、文化祭でコントをした結果仲良くなった6人は、卒業後も毎年集まってはバカ話に興じていた。だが、ある出来事を境に疎遠になっていたのだ。

欽一の呼びかけで久々に再会した仲間たちは、結婚式で披露する余興の打ち合わせを行ったり、カラオケでだべったり、これまでも変わらない時間を過ごす。

そして、結婚式当日。渾身の赤フンダンスを披露するはずが昔のようにはバカをやれず、盛大にスベってしまった6人は、すっかり意気消沈。さらには、2次会までの3時間余りをどう過ごそうか悩んでいた。会場近くの店はどこも混んでおり、6人は仕方なく道をほっつき歩きながら、他愛無いやり取りで場をつなぐ。

ふとした会話で脳裏にフラッシュバックするのは、過去の思い出。明石は、吉尾と出会った12年前の高校時代を回想し、ネジは大成と吉尾とお泊り会をした9年前を懐かしむ。欽一は仙台で働く吉尾を訪ね、おでん屋で飲んだ6年前に立ち返り…。やがて明かされていく、それぞれの胸にしこりを残した、5年前の“あの日”。

「それにしても吉尾、お前ほんとに変わってねーよな。なんでそんなに変わらねーんだ?まいっか、どうでも」

そう、彼らは認めたくなかった。ある日突然、友人が死んだことを――。後悔し続けた明石と「はっきりさせようとすんなよ!」という欽一の取っ組み合いを発端に、それぞれは胸にくすぶる想いをぶつけ合い、わだかまりを解消させていく。

5年分のすべてをさらけ出し、再び団結した仲間たちは、「過去を書き換える」一世一代の大芝居に挑むのだった。

©2020「くれなずめ」製作委員会
2021年5月12日(水)より全国ロードショー

最新情報は映画「くれなずめ」公式サイトまで。

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