【RIZIN会見レポ】神童・那須川天心と新日本キックボクシングの最強ファイター・江幡塁の対戦が決定
12月31日(火)18時~23時45分 『RIZIN』
フジテレビが5年連続で大晦日に放送する格闘技の祭典「RIZIN」。連日、次々と注目カードが明らかになる中、ファンたちが心待ちにしていた神童・那須川天心の対戦相手が12月5日(木)に明らかに。その興奮の会見の模様をプレイバックする。

その選ばれし選手が江幡塁だ。“打倒ムエタイ”を掲げ、35年の歴史を誇る新日本キックボクシング協会の最強ファイター。07年、双子の兄・睦(むつき)と共にプロデビューすると、ずば抜けた攻撃力で頭角を現し“江幡ツインズ”、“ツインドラゴン”と注目を集めている。
これまでに挙げた勝ち星36勝のうち半分がKO勝利、とその破壊力に絶対の自信を持っている。
<那須川天心 コメント>

「お久しぶりです。RIZINに出るのが久しぶりで…。でも、日本の格闘技を盛り上げられるのは僕だけしかいないと責任を感じています。去年、メーンで戦いましたが、今年は江幡選手と戦うことが決まりました。
自分がデビューする前から活躍していて、強い選手で、新日本キックボクシングで勝ち続けている強敵だと思っています。江幡選手への幻想があると思いますが、関係なく、大みそからしく、お祭りらしくいきたいと思っているのでよろしくお願いいたします。
日本にはずっといるつもりはないので、江幡選手が日本人で戦うのは最後のひとりだと思っていますので、しっかり差をつけて戦いたい。江幡選手とは一度やってみたいと思ったわけですから、何かの縁ですね」
<江幡 塁 コメント>

「新日本キックボクシングにて17歳でデビューして、今28歳になります。那須川選手は格闘技を引っ張る存在。僕も打倒ムエタイを目指して、新日本キックボクシングで夢を追いかけてきました。そこでキックボクシングの伝統のスタイルを突き詰めて強さを磨いてきました。
今回大みそかということで、那須川選手はスピードもパワーも一流だと思います。僕が培ってきた伝統のスタイルがぶつかってドラマを生むような激しい試合を皆さんに見せて、盛り上がる試合にしたいと思います。僕が背負っているものもたくさんありますが、キックボクシング自体を盛り上げたいと思います」

さらに!キックボクシングファンならずとも、たまらないカードが発表された。
今年10月に行われたRIZIN.19で戦った、白鳥大珠vs大雅の再戦だ。RIZIN.19では、白鳥が長いリーチと的確な攻撃で序盤からダウンを奪い試合を有利に進めるも、後半は大雅の猛攻にあい、判定勝利となった。
白鳥はその甘いマスクから“キックの王子様”と呼ばれ、フジテレビュー!!でもイケメン企画「眼福♡男子」に登場している。
一方で大雅も元K-1王者ということで、お互いファンが多い中でのダイレクトリマッチに期待が高まっている。
<白鳥大珠 コメント>

「今回の試合が決まって、僕的にはもうやる必要がないと思っていて、大みそかはもっと話題のカードかなと期待していたのですが、(大雅選手が)やりたいと言うことなので。僕も前回ダウンを取られているので、次やれば勝てると思われていると思うので、今回は、二度とやりたいと思わせない試合をして、きっちり倒すので覚悟しておけ、という感じです。この一年で僕も変わったと思いますが、まだまだ変わります」
<大雅 コメント>

「今回、自分から(白鳥選手に)どうしても再戦を受けてくれ、とお願いして、受けてくれて感謝しております。前回の試合はまだ終わっていないと思っているので、その続きを大みそかに見せようと思います。前回の試合でわかったことも多く、次やればKOで勝てると思っています」

また、すでに対戦カードして発表していた、ベンソン・ヘンダーソンが脚を骨折したため欠場が決まり、マイケル・チャンドラー(アメリカ)と戦うのは、シドニー・アウトロー(アメリカ)に決定した。