爆笑問題がお互いに“謎”だと思うことは?田中の返答に太田「やってらんないっすよ!」
5月30日(日)16時05分~『爆笑問題の深海WANTED7 新種の深海モンスター!奇跡の遭遇SP』 (テレビ静岡制作)
5月30日(日)16時05分より、爆笑問題がMCを務めるフジテレビ系の特番『爆笑問題の深海WANTED7 新種の深海モンスター!奇跡の遭遇SP』(テレビ静岡制作) が放送される。
ゲストに田中直樹(ココリコ)、ハリセンボン、田中道子が出演し、深海生物スペシャリストの鈴木香里武が解説を務める。

2015年から始まったこの番組は、タイトル通り、深海をさまざまな角度から調査・探索。これまで世界初となる貴重映像の撮影や希少生物の捕獲にも成功、水族館に展示されるなど、子どもたちや海洋ファンに多くの夢や感動を届けてきた。
第7弾となる今年は、日本最深の湾である「駿河湾」と「沖縄」を舞台に深海撮影プロジェクトが展開される。
世界で5体しか発見されていない“深海の帝王”を駿河湾で追う!
「駿河湾」編の撮影ターゲットとなるのは、今年2021年1月に駿河湾で発見され新種登録されたばかりの“深海の帝王”と呼ばれるヨコヅナイワシ。1mを超える巨体、シーラカンスを思わせるその姿は青く輝くという…。
世界でまだ5体しか見つかっていないこの奇跡の魚を追うため、深海撮影、深海魚のスペシャリストたちが集結。水深3000m対応かつ最大360度撮影が可能な最新マシンで、水深2000m以深に生息する巨大深海魚の撮影に挑む。
そこで見た驚きの光景とは…。

沖縄の深海ミステリーゾーンでは、美ら海水族館スタッフも驚くモンスターが!
続く「沖縄」編の舞台は未開の深海ミステリーゾーン「魔の崖」。最大落差200m。せり出す岩、うねる海流…この危険エリアにともに挑むのは、沖縄美ら海水族館「深海展示チーム」。
数々の世界初の発見を成し遂げてきた深海探査のスペシャリスト集団だ。無人潜水艇ROVを駆使し「魔の崖」を進む。すると現れたのは、水族館の職員も思わず絶叫するキモかわいい、“ナニコレ”な深海モンスターたち。その中にはなんと!新種の深海生物の姿があった。

また、「あつまれ!海のヤバイ動物たち!」と題し、見た目がヤバイ!名前がヤバイ!生き方がとにかくヤバイ!激レア生物を、爆笑問題がプレゼン形式で紹介する毎度おなじみのコーナーも。
今回の収録を振り返り爆笑問題の太田は「シリーズ史上No.1の面白さ!」、ココリコ田中は「まさに神回!」と興奮気味に語っていた。
<出演者 コメント>
太田光 (爆笑問題)
今回急にスタジオが豪華になって、それにまずビックリしました。(制作の)テレビ静岡に何が起こったのか!って。番組は自分の感覚では今回がシリーズ史上No.1、歴代1位の面白さだった。これは、みなさんもぜひ期待していただきたいですね。今はコロナでロケにもなかなか行けないけれど、来年は沖縄から番組をお届けできればいいな。パラグライダーでもやってね。 (田中:遊びじゃねぇか!海関係ないし!)

田中裕二 (爆笑問題)
4K撮影で2000mの深海はすごくクリアできれいでした。映像のすごさや発見は想像以上!今回は第7回目。未知の映像が見られるのを毎回楽しみにしてます。みなさん、ぜひご覧ください。
田中直樹 (ココリコ)

過去何回かゲストで呼んでいただいていますが、今回は今までの中で一番興奮しました!まさに神回。部分的にすごいところがある、じゃなくて、全編すごい映像が目白押し!未来につながるような資料映像としての価値もあると思います。感覚がマヒするほどすごかった!
近藤春菜 (ハリセンボン)
打合せの時から番組スタッフが「今回すごいですから!」とハードル上げてきて「大丈夫かな?」と思っていたんですが、本当にハードル超えました!今回も視聴者のみなさんの期待を裏切らない内容になっていると思います。
沖縄の海にいたある生物の名前は忘れられないですね。名前の付け方が秀逸!私もいつか新種を見つけて名前を付けてみたいです。

箕輪はるか (ハリセンボン)
VTRを見ているだけですごく楽しかったです。現地に行っている専門家のみなさんや漁師さんたちがものすごく興奮してる様子を見て、「人ってこんなに興奮できるんだ」と、それにも驚きました。私も沖縄でROVを操作してみたいです。
田中道子

私はダイビングをするんですが、ダイバーにとって深海は憧れです。どんな世界が広がっているのか妄想していましたが、今回鮮明に見ることができたので、夢がひとつ叶った気持ちです。宇宙もいいけど深海についてもっと知りたくなりますね。
鈴木香里武

見ているだけでも十分面白いのに、さらに研究資料としてもものすごい発見に満ちている。見て楽しくて研究にも役立つ一挙両得の内容でした。ホントにこれは神回といえるんじゃないでしょうか?
さらに、フジテレビュー!!では、爆笑問題のふたりに収録の感想、謎の多い深海にちなんでお互いに“ミステリー”だと感じるところを聞いた。
<爆笑問題 インタビュー>

――改めて収録の感想をお聞かせください。
田中:放送を2回に分けてもいいんじゃないかってくらい、いろんなものが見つかって。だんだん感覚がマヒしてくるくらいになったので、視聴者のみなさんも目が離せないんじゃないかなって。
太田:これだけ魚が映る番組もないっていうかね。だから、水槽がいらなくなるんじゃないかなって。
田中:どういうことですか?
太田:いや、水槽を置いてる家があったら、テレビつけておけばいいわけですから。
田中:番組が終わっちゃったら?
太田:繰り返し見ればいい。家の水槽いらなくなりますよ。
――より深海への興味が深まっているのでは?
田中:真っ暗な中、ライトを当てて(深海の様子が)露わになるんですけれども、「なんでこんな形?」「なんでこんな色?」とか、すごくミステリアスなんですよ。
普段、誰にも見られないわけじゃないですか。でも、こんなに複雑で、鮮やかな形をしてるんだ、不思議だなって、思いますよね、そこが一番面白いところですね。
太田:そうですね、毎回思いますけどね。俺にはマネできないなって。深海で生きていくってことは。
田中:いや、みんな無理だから!
太田:もしできるとしてもやりたくない。
――怖さがありますか?
太田:もしコロニーみたいなものがあって、深海でも普通に生きていけるっていうのだったら、別に恐怖はない。陸上と行き来できるんならね、たまに。それだったら、恐怖はないので、住んでみたい。
――番組は今回が第7弾です。7年の付き合いになりますね。
田中:7年付き合ってるといっても、年に1回の番組なので、あとの364日は深海にはいないですが。でも、ちょうどいい感じで、深海の魅力を改めて知るっていうのを7回連続でやっている。これはこれですごく贅沢だと思いますよ。
太田:そういう意味では、最初はまったく知識がなかった。今は、だいたい見れば「ああ、あれか」と分かるようになってきたので、もしかしたら、今回も、専門家でさえ見つけてないようなものを、テレビの前の人が見ていて、見つけるかもしれない。
田中:見てて、チラッと映った新種とか(に気づくかもしれない)?
太田:俺は2匹見つけてますから!
田中:ウソをつけ!(笑)
太田:何かは言えませんけど。

――そして、今回、“ハリウッドスター級”とも称されたゲストが登場しました。いかがでしたか?
太田:トム・クルーズもビックリじゃないですか?
田中:いや、トム・クルーズって、本当のハリウッドスターじゃないから。でも、そのくらビックリするスペシャルゲストですね。
太田:ペネロペ・クルスもビックリだと思いますよ。
田中:なんで、ペネロペ・クルスにしたんだよ!
太田:アリアナ・グランデもビックリ!
田中:うるせえな、知ってるセレブばっかり言うんじゃねえよ!
――深海には謎が多いということで、お互いに謎に感じる部分があれば教えてください。
田中:太田さんはたまに(首のあたりに)長ーい毛が生えてることがあって。それ、わざと取らないのか、気づいてないのかもわかんないけど。
太田:気づいてない。
田中:気づいてないんだ。それはすごい謎です。
太田:田中のミステリー(なところ)?こいつとは30年以上、学生時代からの付き合いですけど、もう、年々分からないことだらけですよ。まったく予想だにしない間違いとか、的外れなツッコミとか、そういうことがどんどん増えていくから。しかも、何度注意しても一向に直らない。また、ゼロに戻る。
田中:ただの反省会みたいなことになってるから。
太田:ホント、どんどん腕を落としている。経験を積めば積むほど漫才の腕が落ちていく。これは、ミステリーだね。
田中:(苦笑)なんで今、そんな話をしたのかが、ミステリーだよ。
太田:だってそれは本気で…。
田中:いや、本気でもいいけど、今の質問に対してそんな答えしないでしょ!?
太田:お…だったら…。お前の毛の話だって!
田中:おだったら?おだったら、じゃねえよ(笑)!
太田:お前の毛の話だって、なんで今したの?って話でしょ?
田中:(笑)不思議だなって思って…。
太田:やってらんないっすよ!あはははは!
田中:ケンカしちゃった(笑)。