【眼福♡男子】Vol.8 俳優・赤楚衛二<プライベート編>「クリスマスは縁がないものと…」
第31回フジテレビヤングシナリオ大賞 『パニックコマーシャル』 12月16日(月)25時15分~26時15分
今夜、12月16日(月)25時15分から、フジテレビで放送になるドラマ『パニックコマーシャル』で、主人公のクリエイティブディレクター・新倉役を演じている赤楚衛二。
10代のころからキャリアを積み、2015年から本格的に、映画や舞台など俳優として活躍をしている。
2017年、『仮面ライダー』に2シリーズ(『アマゾンズ』と『ビルド』)連続で出演したことで知名度を上げ、現在もドラマや映画の出演作が続くなど、まさにブレイク前夜の注目株だ。
<お仕事編>に続く<プライベート編>では、25歳の等身大の素顔に迫る。
<赤楚衛二インタビュー>

――2019年もいよいよ終わりが近づいてきましたが、今年はどんな一年でしたか?
作品に恵まれて幸せだった分、「壁が高いな」と思う時期もあり、ちょっと落ちることもあった…アップダウンのある一年でした。今まで一年って短いと感じていたのに、今年はすごく長く感じましたね。今までにない刺激をもらっているからだろうと思います。大きな一年でした。
――忙しい中でのストレス発散法といえば?
日光浴とドライブです。日光を浴びるとビタミンとセロトニンが生成されて、幸せホルモンが分泌されたり自律神経が整ったりと、いいことしかないって。昼間に公園で、寝っ転がって日光浴していると、気づいたら周りにおじいちゃんばかり、ってこともよくあります(笑)。
ドライブは、運転していると注意するポイントが目の前にあるので、ストレスがかかっていることは後回しになるじゃないですか。だからいいんですよね。

――ドライブはマイカーで?
いえ、持っていないので、シェアカーです(笑)。車、欲しいです。自分だけの空間で匂いにもこだわりたいなっていうのがあります。めちゃくちゃ夢ですけど、レクサスのRXが欲しいですね。大き目のSUVで、すごくカッコいいんですよ。まだ中を覗いたこともないんですけど(笑)。
<本人提供のオフショット①>

――世の中はクリスマスムードが高まっていますが、クリスマスにドライブデートのご予定は?
ないです(笑)。特に、「クリスマスに何かしたい」と思うこともないですね。一緒に過ごす人がいたら幸せなんでしょうけど、現にいないので、街ゆく人の幸せを見て「ああ、いいな」と思うくらいです。

カフェの撮影では、「横に彼女がいるかのような、デートの雰囲気で」とリクエストしたのだが、「こういうデートしたことないからなぁ…」と照れる表情が少年のように初々しかった。
――恋人がいたとして、理想のクリスマスデートといえば?
え~、考えたこともないなぁ(笑)。クリスマスに彼女がいたことがないので、自分には縁がないものだと思って生きてきたところがあって。
クリスマスデートか…キラキラのイルミネーションも嫌いじゃないですけど、あえての温泉とかがいいかな。寒い時期にほっこりしたいですね。
――好きな女性のタイプは?
あまりなくて、年齢もまったく関係なく、どちらかというと精神年齢が高い人が好きです。問題が起きた時でも、話し合って解決できる人と、感情をぶつけるだけの人がいるじゃないですか。
後者だとうまくいかなくて、前者の落ち着いている人の方が好きなのかなって。あくまで理想ですけど(笑)。

――見た目の好みはありますか?
そこもあまりないんですけど…あえて挙げるなら、ZARDの坂井泉水さん、かな。ちょっと薄幸そうな感じが好きですね。ZARDは曲も大好きですけど、ジャケット写真で坂井さんがうつむいているのが色っぽいな、って。
――先ほど、料理をすると話していましたが、普段、自炊していますか?
作品に入るとできないですけど、時間があれば週4くらいは自炊して、あとは外食…ラーメンとかそばを食べにいきますね。作るといっても難しい料理はできないし面倒くさいので、基本は炒め物です。
豚バラ肉を炒めて、梅干しをぶっこむっていうのをよく作ります。ほかのものは特に入れず、炒めて軽く塩コショウをするだけ。梅の酸味が肉にからまっておいしいんです。

――何かで見たレシピですか?
祖母が自分で漬けた梅干しを送ってくれて、ある時「これを入れて炒めたらどうなるんだろう?」と思って作ってみたら、これが僕の味覚にはベストマッチで(笑)。
祖母の梅干しは、酸っぱくてしょっぱいしっかりした味ですごくおいしいんです。梅干しそのものも、毎日食べていますね。
――来年の目標や抱負を教えてください。
特に目標はなく、演技力の上達だけです。とにかく、いい役者さん、いい監督さん、いい作品に出合いたいです。あ、あと、1LDKの部屋に住みたい(笑)。今は1Kなので、お肉を焼いたりすると、匂いが付いちゃうんです。広さは求めないので、寝室と分かれている部屋だったらいいです。
――演技力の上達と言いましたが、目標とする役者さんはいらっしゃいますか?
憧れるのは中井貴一さんです。どちらかというと職人さんのように、一つのものをずっと突き詰める人になりたいと思っています。現代劇から時代劇まで幅広い役を演じられる役者になりたいです。

――最後にこの記事をご覧のみなさんにメッセージをいただけますか?
この仕事をやらせていただく限り、見ていただく方がいないと始まらないわけで、応援してくださる方が少しずつ増えている…のかわからないですけど、少しでも応援してくださる方がいるのはありがたいですし、励みにもなります。
これからも一生懸命、一直線で頑張っていきますので、見守っていただけたらなって思います。
<本人提供のオフショット②>

<お仕事編>では、役者を目指そうと思ったきっかけ、俳優の先輩との交友録、主演ドラマ『パニックコマーシャル』でのエピソードなどについて語ってもらった。
撮影:河井彩美 撮影協力:FORTMARKET