＜試写室＞ママの“あれ関連”のすべてが語られ、家族のあれやこれやが運命的につながって、クライマックス感がとてつもない！！
7月17日（土）23時40分～オトナの土ドラ『#コールドゲーム』第7話
開始43分過ぎ…
ママ（羽田美智子）の“あれ関連”で
えーーーーーーーーーッ！！？！？！？？！？！
って絶叫、
その直後、
！？！？…
あんた誰ーーーーーーーーーッ！？？！？
ってなって、過去回を思い返し、いやどっかで見たことあるかも、見かけたことあったかも？…いや、でも思い出せないな…気になる！！どっかいた！？って、第1話から第6話まで振り返って見ちゃったよ。…うん、だけど、どこにもいない！！？？やっぱ、あんた誰ーーーッ？！？！？…いや、待てよ、僕も一応締め切りがあるからってんで、急いで、10秒送りで振り返っちゃったもんだからさ（それがもう罪悪感、制作者の方、申し訳ございません）見落としてるかもしれない…いたのかな？どっかにいたのかな？いたんだとしたら、ママの“あの思い”が知らぬ間に交錯してたのかな…？とか想像して恐ろしすぎるし、いなかったとしてもその想像の余地は残るし、何しろ、あたかもどっかにいたような、絶対どっかで見たことがある、お馴染み感がとてつもない“あの人”、キャスティングする『#コールドゲーム』チーム、罪深すぎるーーーー！！！で、やっぱ、あんた誰ーーーーーーッ？！？（で、ホントのところ、どっかに出てたんすかね“あの人”…）
っというわけで、すでにおわかりでしょう…。今週も…、僕、大興奮です！！！
そしてご安心ください。「あんた誰ーーーーーーッ？！？」って猛烈にツッコんでますが、ドラマの本質はそこではないし、実際“あんた”が、“誰”、なのか、ちゃんとはっきりしますので、モヤモヤ感残るとか、そういうことは一切ありません。そうじゃなくって、ただただとてつもない衝撃、思考が追いつかないほどの衝撃、一回全話見渡さないと消化しきれない衝撃…。いやだけど“ただただ”衝撃っていうと、衝撃重視って感じにもなるな…そうじゃないんだよな、何て言うか、すっごいショック、ママの“あれ関連”に同調しまくっちゃって、胸が締め付けられて、辛い、非情、残酷、っていうのが、ドーン！って全部くる衝撃！！ってことなんです。わかります？え？わからない！？じゃあ、見て！！（急に偉そう）
っというわけで（2回目の仕切り直し）、そうです！いよいよ最終回前の第7話ってんで、ママの“あれ関連”のすべてが丁寧に語られたり、家族みんなのあれやこれやが運命的につながっていって、解きほぐされて、壮大且つ感動的な空気感に包まれたり、もうクライマックス感がとてつもないことになっております。なのでいつも以上にくぎ付け！！になること間違いなし。
中でもね、オープニングからぶっ飛ばしの演出してくる“緊張と緩和”、が最高なの。前回ラストから続く、大輝くん（結木滉星）パート。ママの本当の息子“ゆうとくん”を救出するため、5キロ離れた山小屋、“外の世界”へ向かう…マイナス45度、死と隣り合わせの世界…果たして大輝くんは無事帰って来られるのか？そして“ゆうとくん”は見つかるのか…ママ、ゆうとくんを思い、悪夢にうなされる…一体これからどうなるの！？いつになく緊張感たっぷりのオープニングじゃない？でもってママの悪夢、怖くない！？不穏感、すごくない！？ドキドキするー！って高まりに高まったその瞬間！…校長室に現れる…、ファッショナブルマフラー如月（中村俊介）…の、最終形態！！ファッショナブル＆ゴージャス＆ペイズリーな“お召し物”に、爆笑必至！あんな恰好、通常の世界観でもかなりおかしいのに、それがマイナス45度の氷河期世界なんだから、クレイジーどころの騒ぎじゃありませんよ。しかも、前々回の僕の興奮を知ってか知らずか、その背後には、つやつや木枠ベッド＆ふっかふかお布団（おそらく羽毛）を見切れさせるとか、どう考えたって僕を笑かしにきてるとしか思えません！…うん、だけどね、当然ね、そうじゃないの。そのシーンのトーンとしては、全くそういうつもりはない、普通に緊張感のあるシーンで、人間の醜い部分をさらにえぐってくるような、もう誰も信じられない！と発狂しちゃいそうな、かなり怖いシーンだってのに、如月の“お召し物”＆Ⅱ見切れる寝床”なもんだから、緊張と緩和の落差がすごすぎて、その寒暖差がとてつもなくて、より恐怖を味わえる素晴らしい導入部に仕上がっております。必見。
で、その導入部を経てのラスト、それを経たからこそ大きな盛り上がりを見せる、如月との最終決戦も大きな見どころ。僕、てっきり、前回の次回予告からして、現第七支部の班長で元刑事の黒崎（篠原篤）がこの第七支部を乗っ取る…のかな？とかそういう話になるんだと思ってたんだけど、だから予告見て「えーー！！まさかーー！！」って衝撃受けてたんだけど、その辺の余地も残しつつ、予想も覆しつつ、だけどやっぱり結局一番僕らが見たかった、如月演じる中村俊介さんの、圧倒的ラスボス感！THE中村俊介劇場開幕！！って感じで最終回になだれ込んでくのーー。卑怯だわー。でもって最終回予告見たら、なんだかよくはわかんないんだけど、ホントに理由は不明なんだけど、感動しそう！！なんだよね。ホント、よくわかんないんだけどね…うん、つまり、7話も最終回もいったいどうなんのよ！？
text by 大石庸平（テレビ視聴しつ 室長）
