太田忍、RIZINに再び参戦決定「東京五輪の金は無理だったが…」モチベーションの変化明かす
9月19日(日)開催「RIZIN.30」
8月11日(水)、都内で「RIZIN.30」(9月19日・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表記者会見が開かれ、レスリング・リオ五輪銀メダリストの太田忍選手らの参戦が明かされた。
太田忍選手は「コロナ禍の中で試合をさせていただきありがとうございます」と関係者に感謝しながら「東京五輪では、会場で金メダルをとる選手たちを目の前で見て、僕も東京五輪で金をとるつもりでいたので、モチベーションが上がりました。五輪で金は無理でしたが、格闘技で世界一を目指すというのは、劣らないこと。格闘技の世界で一番を目指しますので試合を楽しみにしてください」と熱く語った。

太田選手は、リオ五輪のレスリンググレコローマンスタイルで銀メダルを獲得。その後、東京五輪では階級を上げ代表を狙うも、全日本選手権で人生で初の初戦負けを喫し、東京五輪への道が閉ざされた。そして、かねてより興味を持っていた総合格闘技にチャレンジすることを決意し、昨年の大晦日、ベテランの所英男選手と対戦し一本負けしている。
対戦相手はK-1の初代ウェルター級チャンピオン、久保優太選手だ。久保選手は「勝てない闘いはしない、異業種の対戦は面白くなる」と余裕の笑顔を見せた。
矢地祐介選手は対戦相手の“日焼け”をいじり…

また“ヤッチくん”の愛称でおなじみの、矢地祐介選手の参戦も決定。DEEPライト級王者の武田光司選手と対戦することに。「こんにちは。ヤッチくんです。武田選手は、日本一の選手だと思うので、そんな選手と闘えるのはオイシイと思います。ここで勝手、ライト級のベルトに絡んでいけたらと思います」とコメント。対する武田選手も「矢地選手はチャンピオンではないですが、ライト級のエース。僕がエースの座を奪いたいと思います」と挨拶した。

矢地選手はそんな武田選手の真面目なコメントに少々拍子抜けした様子で、「日焼けの度合いからしても、もっと煽ってくると思ったので、ほっとしています」と笑いを誘っていた。
会見では、ぱんちゃん璃奈選手vs百花選手、昇侍選手vs鈴木千裕選手、佐々木憂流迦選手vs堀江圭功選手のカードも発表された。どんな試合展開になるのか?今から注目していきたい!


佐々木憂流迦選手(写真)は、コロナのワクチンによる副反応により会見を欠席
