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中村倫也×向井理SPインタビュー!共演舞台の本読みで中村が思わずニヤリ?「理っちを見ているのが楽しい」

いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」【東京公演】9月17日(金)~10月17日(日)/ TBS赤坂ACTシアター【大阪公演】10月27日(水)~11月11日(木)/オリックス劇場

フジテレビュー!!編集部

2021年8月20日

おでかけ・イベント

9月17日(金)から、劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)」が東京と大阪で上演される。

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本作で座長を務めるのは、「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」(2016年)以来、劇団☆新感線作品への出演が5年ぶりとなる中村倫也。そして、「髑髏城の七人~Season風~」(2017年)以来、2度目の新感線作品への出演となる向井理が参加。その他、吉岡里帆、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也と豪華な外部俳優陣、高田聖子、粟根まことら劇団付きの俳優陣が名を連ねている。

本作は、中村演じる「狐の子」を名乗る陰陽師・安倍晴明と、向井演じる陰陽師に化けた九尾の狐の、手練手管の頭脳戦が繰り広げられる伝奇時代劇だ。

<向井理が中村倫也について「あの小生意気なガキが…」と語った「狐晴明九尾狩」製作発表レポート>
<吉岡里帆は狐役に慣れっこ?「狐晴明九尾狩」製作発表レポート>

中村と向井の初共演は、2007年公開の映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」。そんな2人に、フジテレビュー!!がインタビュー。前後編でお届けする。前編では、今回の舞台で演じる役の印象や本読みの感想などを聞いた。

<中村倫也×向井理 インタビュー>

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「ピュアで柔らかい晴明を演じようと思っています」(中村)
「感情をあまり出さないスマートな“晴明”は倫也に似合っている」(向井)

──本作は「中村倫也が安倍晴明を演じたら」という発想から誕生したそうですが、中村さんはオファーを聞いた時、どんなお気持ちでしたか。

中村:初めに聞いた時はまだピンときていなかったです。僕は陰陽師に詳しいわけでもなかったし、歴史的なこともいまだによく分かっていないんですけど、キャストの並びが決まって、脚本も出来てきたころに、自分にこの役を当てたというのが、しっくりとまでは言わないですけど「あぁ、なるほどな」と思える要素が多いなと感じて。ピュアで軽やかだけど、柔らかい感じに演じようかなと思っています。

──向井さんは、中村さんが安倍晴明を演じることについて、どう思いますか?

向井:僕は今回のようなスマートで感情をあまり表に出さない役は倫也に似合っていると思います。とは言え、そこは新感線ですから“おもしろ”もあるので、そこのギャップをどうやって演出のいのうえ(ひでのり)さん含めて仕掛けてくるのかなというのは楽しみですね。

──向井さんは、陰陽師と伝説上の生物「九尾の狐」両方の面をもつ役どころですが、どのように演じようと思っていますか?

向井:僕の陰陽師のイメージって、どこかファンタジーというか「和製ハリーポッター」みたいな突拍子もないもの、という固定概念があるんです。たぶん皆さんもどこかそういうイメージを持っているんじゃないかと思うので、そのイメージでやることもあるでしょうし、逆手にとってやることもあると思います。

「九尾の狐」に関してはまだどう演じるか考えていないので、メイクと衣装に頼るしかないかなと。

──初めての本読みが先日行われたそうですが、感触はいかがでしたか。

中村:向井くんのト書きのところに「先ほどと違って粗野な感じがする」みたいに書いてあるんですけど、そういうのが4つも5つもあって(笑)。

向井:恥ずかしいんですよ。「粗野な感じでやってるよ、こいつ」って思われるのが(笑)。

中村:本読みでそれをやるのって、ちょっと恥ずかしいんですよね。だから僕はそれをやっている理っちを見ているのが楽しい。「あぁ、やってる~」って(笑)。

向井:舞台に立ったら関係ないですけど、本読みってまぁ恥ずかしいんですよ。声だけで動きはないし、今はマスクもしているし、目線も合わないから。なんか、かくし芸をやっているような変な感じでしたね。

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──中村さんは向井さんが「ド悪役」を演じるのが楽しみだそうですね。

中村:そうですね。あとは向井くんが演じる役って、陰陽師宗家の跡取りである賀茂利風(かもの・としかぜ)の瞬間と、「利風」を演じている九尾の狐の瞬間と、九尾の狐の地の時と、またそれがパワーアップした時とで、役が4段階くらいあるんですよ。それをすべて巧みに演じ分けられるということで…。

向井:昨日の本読みで分かったと思うけど(笑)、役柄としては本当にその通りで、僕は4.5段階くらいあると考えています。実際に動いてみないと分からないけど、ある程度「自分はこういう考えですよ」ということを稽古場でいのうえさんに見せるつもりです。

──製作発表会見では、演出のいのうえさんが向井さんのラストシーン登場について「小林幸子さん的な出方をするかも」と言っていましたが、かなり気になりますね。

向井:僕もあの場で初めて聞いたから「どうなるんだろう」と思っています。でもラストシーンの稽古がいつになるのかも分からないし、稽古したところで舞台に立ったらまた全然変わってくるので、なんの参考にもならないですけど(笑)。

中村:最終的にはどんな感じになるのか分からないよね。もしかしたら、最後は顔しか出てないみたいになっているかもしれないし(笑)。

この舞台の稽古って、特殊効果がつかないとずっと恥ずかしいんですよ。「はい、今〇〇になった!」とか、「ここで消える」みたいに書いてあるけど「どうやって消えるんだろう?」とか、分からないことだらけなんですよね。場当たり(本番と同じような環境での稽古)をして再発見、という感じになりそうなので、それも楽しみつつやっていきたいなと思います。

「二人合わせて“陰陽”なところがある」(中村)
「相手の役を上げるために、自分も全うする」(向井)

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──本作に関してお2人が今一番ワクワクしているのはどんなことですか?

中村:いろいろな妖怪たち! 劇団の兄さん姉さんたちが「ワーッ!」と妖怪を演じてくれるので、それが楽しみです。

向井:あの妖怪たちは、関係ないところでもずっとやっていてほしいよね。

中村:やっていてほしい、舞台裏でも。あと、スピンオフを作ってほしい。だって、4、50歳を超えた人たちが妖怪をやっている時点でもう面白いじゃないですか。(中島)かずきさんが書いた作品をずっと一緒にやっている人たちなので「あ、こういうことね」ってみんな思いながらやっているのが、本読みからすごく感じました。

向井:僕は今回、立ち回りが割と少ないのですが、芝居部分がちゃんとしっかりあるのでそこが楽しみですね。晴明との騙し合いやしのぎ合いみたいなところはありますけど、軸はお芝居だなと思っていて。

前回出演させていただいた新感線の舞台では割と立ち回りがメインで、それにお芝居をちゃんとつけて、という感じでしたが、今回はセリフの言葉も難しいので、説明するお芝居の部分もしっかりやらないと観ている方にも伝わりにくいと思うんです。だから、そこは楽しみでもあり難しい点でもあり。チャレンジしつつ、ちゃんとものにしないといけないなと思っています。

中村:利風は物語の核心というか、観るうえで必要な説明セリフが本当に多いよね。1人で狐の説明とかし始めるし、全部やってくれるんです。だから、音声ガイドだと思って聞いてください。

向井:そうそう。だから必死ですよ、セリフを覚えるのに。「説明しよう!」っていうやつがめちゃくちゃ多いから。

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──お2人は今回、歌とダンスパートはあるのですか?

中村:今のところはないんですけど、いのうえさんって、よく急に(いのうえ氏のモノマネをしながら)「ここ踊ったら? 倫也、ここ踊り!」と言い出すんですよ。そんなこと台本のどこにも書いてないのに。でも「ここは踊らないとダメだ」って言われたら、それは「はい」としか言いようがないのでね。今回もどうなるか分からないです。

──今のいのうえさんのモノマネは似ているのでしょうか?

向井:声のトーンは似ているかな。もうちょっとこう…。

中村:あはは(笑)。冷静な人に分析させないの!

──劇中では敵対する関係です。両者とも手ごわそうですが、その雰囲気を出すために、何か意識していることはありますか?

向井:自分の悪いところが強くなるほど晴明の良さが出ると思うし、晴明の良さが出れば出るほど僕の悪さも出るから、ちゃんと対極にいることが大事だと思っています。自分が役を全うすることで、相手の役を上げるということもありますから。

役柄的に敵対するところはあるんですけど、相手を輝かせるためには自分もしっかりやらなければいけないと思っています。

中村:それでいうと、2人合わせて「陰陽」なところはありますよね。「光と影」、「陰と陽」、みたいな。僕は意識していることは特にないです。作品を作る側は全部ルールを分かったうえなので、お互いの攻撃を受けて痛いふりをして、っていうのをちゃんとやる。そういう裏側を、観てくれる人に感じさせないように、と思っています。

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お互いの役者としての印象や初共演時の思い出などを語った<後編>は、後日公開予定。お楽しみに。

撮影:河井彩美
取材・文:根津香菜子
スタイリング:中村/戸倉祥仁(holy.)、向井/外山由香里
ヘアメイク:中村/Emiy、向井/晋一朗(IKEDAYA TOKYO)
衣裳協力:中村/シャツ、スカーフ、セットアップすべてVIKTOR&ROLF/SHIFFON、その他スタイリスト私物

<いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」公演情報>

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作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:中村倫也、吉岡里帆/浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴
   千葉哲也、高田聖子、粟根まこと/向井理 他

【東京公演】9月17日(金)~10月17日(日)/ TBS赤坂ACTシアター
【大阪公演】10月27日(水)~11月11日(木)/オリックス劇場

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