井上芳雄が語る堂本光一の魅力「結果、夕方眠くなってはいますけど…(笑)」
ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」【大阪公演】9月7日(火)~30日(木)/梅田芸術劇場メインホール【東京公演】10月6日(水)~11月7日(日)/帝国劇場【福岡公演】11月13日(土)~29日(月)/博多座
8月16日(月)、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の製作発表が行われ、堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音が登壇した。
作品への思いを熱く語った製作発表後には、メディア向けの取材会が行われた。

記者が「みなさん久しぶりに顔を合わせたときの心境を…」と質問をしようとすると、「すみません、今、心ここにあらずなんです…」とさえぎった堂本。その理由が、「跳び箱を跳ぶ前に置いてある板って、なんていう名称でしたっけ?」と、あまりにも突飛なことだったため、記者も一瞬ポカーンとなってしまう。
それでも直後に「踏切台では?」などと飛び交い、「あ、踏切台!」とうなずく堂本に対し、「違うような…“ナントカ板(ばん)”っていう呼び方ないですか?」と、腑に落ちていない井上。ミュージカルにはまったく関係のない話題で持ちきりとなってしまっていた。
そもそも、“板”の話になったきっかけは、井上によると、ポスタービジュアル(宙に浮いたような状態で剣を交える堂本と井上のビジュアル)だそう。「萌音ちゃんが『これ、飛んでるんですか?』と聞いてきて。その“ナントカ板”を使って撮影したんですけど、名前が出てこなくて!」と、製作発表と取材会のわずかな時間での雑談が、尾を引いていたのだとか。
最終的にはスタッフから「ロイター板とも言うようです」と報告されると、爆笑する4人。堂本が、最初に投げかけられていた質問を思い出し、「(久しぶりに顔を合わせたときは)こういう雰囲気です(笑)」と答え、会場を笑わせた。
そんな堂本や井上の印象を聞かれた音月は、「私たちが稽古をしているときに、お2人が座っている場所を見たら、同じ角度で寝ていらして。ちょっとスイッチが一度お切れになったようで…(笑)」と、稽古中の居眠りを暴露。すると、堂本は「最近ね、(午後)3時くらいになるとすごく眠くなるの!そうすると、2人してこうなる(上体を折り曲げ寝たフリ)」と明かし、音月は「そういうところまでリンクするんだと思って。その夫婦感がすごい!」と2人のコンビネーションに感激していた。

そんな2人に「お互いはどんな存在?」という質問が。堂本は、「芳雄くんは、僕が持っていないものをたくさん持っているので、『そこは任せればいいや』という安心感と、逆にうかうかしていると大パンチ食らっちゃうなという緊張感が共存しています」とコメント。そのため「『よし、頑張ろう』と思えるんです。そう思えるって、すごく幸せですよね」と、柔らかい表情で語った。
対する井上は、「元から分かっていたことですけど、やっぱりスターなんだなと思います。常に自分を更新し続けているアーティストで、でも一緒にいるときは誰よりもシンプルというか…飾り気がないんです。ステージ上と普段のギャップがすごいんですけど、それがスターなんだなと感じます」と、堂本の魅力を熱弁。

さらに、「今、自分のコンサートをやりながら『DREAM BOYS』の演出もやって、『ナイツ・テイル』の稽古もやって…エネルギッシュだなと」と感心。続けて、「3年前はそういうマインドでもなかった気がするんですけど、今は役割が増えて。でも嬉々としてやっていて…ま、結果、夕方眠くなってはいますけど(笑)」と、まるで堂本の内心を見透かしたようなコメント。これに堂本は照れたように笑っていた。

最新情報は、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」公式サイトまで。