中山優馬、主演ロック☆オペラで共演する浜中文一のきのこ役ボケに「全然違う!」と即ツッコミ
ロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ショー ~The Pandemonium Rock Show~」【東京公演】日本青年館ホール/9月18日(土)~10月3日(日) 【大阪公演】森ノ宮ピロティホール/10月8日(金)~10月11日(月)
中山優馬が9月17日(土)、都内で開催されたロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ショー ~The Pandemonium Rock Show~」の初日前会見&公開ゲネプロに、作・作詞・楽曲プロデュースの森雪之丞、音楽の亀田誠治、演出の河原雅彦、 出演する桜井玲香、水田航生、玉置成実、浜中文一とともに登壇した。

本作は、昭和の音楽界を舞台に、友情を分かち、恋に導かれ、激動の時代を生き抜く若者たちを描きだす、パワフルでノスタルジックなロック・オペラ。

中学生の時、隣に引っ越してきたお姉さんにロックを教えられ、音楽にのめりこんでいく主人公・涼を演じる中山は、「やっとこの日が来たかという気持ちです。稽古が始まって今日までどこか毎日不安な気持ちがありましたが、早くこの舞台を皆さんにお届けしたい、お披露目したいという思いが1日ずつ強くなってきて。皆さんの前に立てることを本当にうれしく思っています」と笑顔。また、「この作品が上演されている時間は、苦しい状況や不安がぬぐわれる時間だと思うので、一生懸命頑張りたいです」と宣言。

涼が所属するバンドのリーダーとギターを務める水田は、昭和のロッカーのような衣装を身にまとっているが、中山は「僕と航生くんを見ていただけたらわかると思うんですけど、この世界を早く皆さんにお伝えしたい」と自信を感じている様子。

水田も「この格好が今日、世間に広まっていくという、ドキドキとワクワクがあります。自分自身、この格好をすると、この時代にタイムスリップしたような気持ちになり、この世界にのめり込めることができている」と話し、「観に来てくれた皆さんも、この舞台を見て昭和の音楽を胸にたくさん吸収して、明るい気持ちになってくださるんじゃないかと思います。最後まで駆け抜けられるように精進していきたいです」と笑顔を見せた。

人気のグループ・サウンズ「ザ・カニバルズ」のボーカル・野村役を演じる浜中は、「昭和の古き良き八百屋さんで、唯一売れ残ってしまったきのこ役を演じます」とぼけて全員を爆笑させるも、中山にすかさず「全然違う!そういう役ないから!あかん!あかん!」とツッコまれ、苦笑い。続けて、「すごくみんなで楽しんで、はしゃいでやってますので、ぜひ楽しみにしてきてください」と呼びかけた。

今回、森、亀田、河原と豪華なクリエイター陣が集結しているが、中山は「素晴らしい音楽と(歌)詞と(台)本なのですが、毎日の稽古の中で河原さんの演出が加わると、日々進化していくのを目の当たりにできて。こんなにパワーがあるものだったのだと、毎日感じていました。本当に豪華な作品に出演させていただいたんだと感じています」としみじみ。

劇中の音楽を担当した亀田は「50代半ばにして初めてミュージカルの音楽を担当させていただいて思ったのが、運転免許を取りに教習所に行ったのにも関わらず、いきなり路上運転をするようなスリリングな展開で。素晴らしい役者さん、河原さん、雪之丞さん、制作陣に囲まれて、スタート地点から最高の景色を見させていただくことができました」と口にし、「自分の作った曲が、キャストのみんなが現場で演じることによって、ミュージカルの音楽になり、ありがとうという気持ちになりました」と感慨深い様子で感謝の言葉を紡いだ。

最後に、中山が「昭和の時代を知ってる方は『懐かしい!』と思いますし、僕らの世代の方はこんな魅力的な時代があったんだと新しい発見ができると思います。愛すべきキャラクターが本当にたくさんでてきますので、楽しんでいただけたら」とアピールし、締めくくっていた。
詳しくは、ロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ショー〜The Pandemonium Rock Show〜」公式サイトまで。