ムロツヨシ「今から、ムロ、ふざけます!」宣言!初主演映画への思いを語る
映画「マイ・ダディ」公開中
9月24日(木)、映画「マイ・ダディ」の初日舞台挨拶が行われ、主演のムロツヨシ、奈緒、中田乃愛、永野宗典、金井純一監督が登壇した。

冒頭の挨拶でムロは笑顔を浮かべながら、「上映後なので皆さん、作品の世界観に入っているところ申し訳ないのですが、マスコミの取材が入っている舞台挨拶なので、今から、ムロ、ふざけます!」と宣言。
奈緒は「今日、ムロさんたちはいくつか舞台挨拶をされた後ですが、私はここからの参加となります。作品の素晴らしさを伝えられるように頑張ります」とニッコリ。中田は「映画をご覧になってくださり、本当にありがとうございます。1人でも多くの方に作品をアピールしたいと思います」と微笑みながらも気合十分の様子。
永野は「早速ですが『マイ・ダディ2』を待っています」と早くも、続編を期待していることを明かし、「本作でやり残したことを、ぜひ、リベンジさせていただきたいと思います。今回以上に気合を入れて役作りをするつもりです」とコメントし笑いを誘った。

一席空き状態の客席を見渡して「いつか、この状況が落ち着いて、いろいろな宣言が解除され元の状態に戻ったら、どんな手を使ってでも、本当の満席の景色をここにいるキャスト全員に見せてあげたいです」とコメントしたムロ。「悔しさはありますが、今日、この状況下で映画を観に来てくださった皆さまには改めて感謝します」と述べた。
今作で初の母親役を演じた奈緒は「ずっとやりたかったし、憧れでした。母親役を家族がテーマの映画でやらせていただくことは、緊張もしたけれど、責任を全うしないといけないという気持ちでいっぱいでした」と振り返る。撮影前にムロから「(中田)乃愛ちゃんのこと、きっと奈緒ちゃんも好きになると思う」と言われていたそうで、「その言葉通り一瞬で、乃愛ちゃんの虜になった」と明かした。
ムロは赤ちゃんが生まれたシーンの撮影を振り返り、「自然と奈緒ちゃんとおでことおでこを合わせて心の距離が縮める、そういう演技ができたことがうれしかったです」とコメント。「今日、やっと言えてよかったです。ポスターにもなっている素敵なシーンです」と奈緒との夫婦役に満足気な様子だった。
中田は「試写を観た家族に感想を言ってもらえたのがうれしかった」とニッコリ。ムロが「久しぶりに会ったら、髪がのびていてよかったよ。17歳の女の子が髪を剃るなんてね」としみじみ語る中、中田は「特にそこは…」とサラリ。劇中さながらの父娘のやりとりに会場からは笑い声が起きた。

ムロとの共演について奈緒は「イメージ通り、優しくて面白い方でした。本当に会いたかった方なので、初日は少し緊張しすぎて無愛想だったかも」と反省しつつ「柔らかい空気を作ってくれる素敵な方。すぐに打ち解けられたのはムロさんのおかげです」と語った。
最後の挨拶でムロは「この状況下での公開をネガティブに考えず、何かしらプラスにしようと思っています。実現するのが、明日になるのか、1ヵ月後になるのか、1年後になるのか、10年後になるのかわからないけれど、状況が許せば、必ず“本当の満席”にしたいと思っています。このような状況下ですが、皆さん、どうか毎日笑って過ごしてください」とコメント。
「この作品がロングランになるよう、クチコミで広げてください。ほめてください、けなしてください、皆さまの一言が誰かの“観てみようかな”に繋がります。誰かに繋げてください!」と締めくくった。
映画「マイ・ダディ」は、公開中。
配給:イオンエンターテイメント ©️2021「マイ・ダディ」製作委員会
最新情報は、映画「マイ・ダディ」公式サイトまで。