ノンスタ石田&植田圭輔主演舞台が開幕!満員の客席に「生の舞台はいいなぁ」と感激
ノンスタ石田、満員の客席に感無量!次長課長・河本は自前のカツラを持ち込むも想定外のハプニングが…。
石田明(NON STYLE)と、2.5次元作品等で活躍する植田圭輔がW主演を務める舞台「トキワ荘のアオハル」が11月3日(水)、東京芸術劇場プレイハウスで開幕した。
本作は、著名な漫画家を多数輩出した伝説のアパート「トキワ荘」をモチーフにした、現代コメディ劇。「としま文化の日」関連事業として、トキワ荘漫画ミュージアムの全面協力のもと、ザ・プラン9の久馬歩と、トキワ荘が大好きだという構成作家・寺本覚の脚本・演出で、トキワ荘ならぬトキワ寮を舞台に、夢を追う若者たちの姿を描く。

主人公のコンビ漫画家には、かつて舞台「火花-Ghost of Novelist-」で共演した石田と植田が再タッグを組み、ほかに河本準一(次長課長)、矢部太郎(カラテカ)、しずちゃん(南海キャンディーズ)ら人気芸人が多数出演。
さらに、日替わりゲストとして天竺鼠(3日)、野性爆弾(4日)も出演する。

<ノンスタ石田明&植田圭輔、舞台「トキワ荘のアオハル」で“アドリブの戦国無双”「石田さん、俺をどうにかしてください(笑)」>
<「舐めてるやつが嫌い」なノンスタ石田明が「熱い漢!」と惚れる植田圭輔との仲>
植田圭輔 “ゴミ収集車のお兄さん”に憧れていたことを告白
初日の公演を終えた石田は、「ハプニングもたくさんありましたけど、生の舞台というのはいいなぁって。歴史あるトキワ荘を題材に、笑いやお芝居を交え、表現できることはこのコロナ禍においてすごく幸せなことやなと思いました」と感激の面持ち。

植田は「お客さんにとってもそうだったかなと思うんですけど、我々にとっても宝箱みたいな時間でした。何が起こるかわからない、という意味でなんですけど」と笑顔を見せ、「でも、お芝居や歌、笑いなどいろいろな要素があるので、楽しんでやることができました」。

中国人留学生を演じた河本は、「このカツラ(テグスを引くことで頭頂部が開く仕掛けになっている)は、以前使っていたものなんですけど、長く使っていなかったので『是が非でも』とお願いして使えることになったのに、まさか本番で“開かない”という、とんでもない大失態をおかしてしまいました。そんなことは今まで1回もなかったのに、これが生かな」と苦笑い。

石田が「舞台袖は大爆笑でしたよ」と告げると、「その間も実はずっと引っ張っていたんです。明日は成功できるように頑張ります。すみませんでした」と謝罪した。
寮母役のしずちゃんは、「バタバタした部分もありましたが、みなさんすごいな、プロやなって思いました」と、それぞれコメントした。

夢を追いかける若者たちの姿を描く物語にちなみ、「もし、お笑いをやっていなかったら何になっていたと思う?子どものころになりたかった職業は?」という質問が。
植田が「もともとゴミ収集車のお兄さんになりたかった」と明かすと、河本らは「エーッ!」と声をあげてビックリ。
続けて、「他に公務員にもなりたくて、その勉強をしていたのですが、なんかしらんけどジュノンボーイになってもうて」と発言すると、石田が「『なんかしらんけど』でジュノンボーイになれる?」とツッコミを。

そんな石田は「芸人になる前は板前をやっていたので、板前を続けていたと思う」。
河本は「考えたことがないくらい、芸人しかなかった」。
しずちゃんは「こういう見た目なので、アイドル。モーニング娘。のオーディションを受けていて、ゴマキ(後藤真希)とやりあった」と、しずちゃん流トークで盛り上げた。
また、この日は緊急事態宣言解除後の開催とあって、客席は満員に近い盛況ぶり。その感想を問われた石田は「演劇もお笑いも、お客さんが(収容率の)半分ということに慣れてしまっていたので、これだけしっかり入っているのはうれしいもんですね」と喜びをにじませていた。
最新情報は、舞台「トキワ荘のアオハル」の公式サイトまで。