DJ松永「自分に、無尽蔵の上昇志向はないかもしれない」現在の心境を語る

2021年11月6日

11月6日（土）、「anan AWARD 2021」の授賞式が行われ、岡田准一、なにわ男子、DJ松永（Creepy Nuts）、黒木華、阿部一二三、阿部詩が登壇した。

「anan AWARD」は、女性誌「anan」が創刊50周年を記念して昨年立ち上げたもの。その年の先駆けや、時代の象徴となっている人・モノ・コトを認定。受賞者には、ananのマスコット・アンアンパンダにちなみ、金のパンダが贈呈された。

阿部詩、兄・一二三のタキシード姿に「カッコいい」

「anan AWARD 2021 ミュージック部門」は、Creepy Nutsが受賞。代表して登壇したDJ松永は、「まさかこんな素敵なアワードをいただけるとは思ってなかった」と驚きの表情に。

そして、幅広いシーンで活躍した今年を振り返り、「想像しないシチュエーションにたくさん遭遇してて。望んでいる以上の（状態）なので、正直、これ以上どうにかなりたいとかなくて。自分には、無尽蔵の上昇志向がないかもしれないと気づいた。がんばることに変わりはないけど、チーム全体で幸せになれたら」と語った。

そして、「anan AWARD 2021 アスリート部門」は阿部一二三、阿部詩の兄妹が受賞。兄・一二三は今年の東京2020オリンピック柔道男子66キロ級で金メダルを、妹・詩も柔道女子52キロ級金メダルを獲得し、話題となった。

タキシードで登壇した一二三は「（普段）こういうファッションをしないので緊張しています。妹は似合っていると思います」と照れ笑い。詩も「初めてタキシード姿を見て、カッコいいと思います」と、兄に言葉を贈った。

「anan AWARD 2021 俳優部門」は黒木華が受賞。

「anan」登場の思い出について、「ドレッシーな衣装を着させていただいたり、吉田羊さんとインタビューをさせていただいたり、自分の中であまりないお仕事をさせていただけた」と振り返りつつ、今回の受賞について「（作品を）見てくださる皆さんからいただけた賞」と謙遜した。

その後の質疑応答では、「今年やり残したこと」について質問が。

黒木は「ソファを買いたい。（今自宅にあるのが）籐（とう）の夏っぽいものなので、ゆったりできるソファを買いたいです」とニッコリ。

さらに「今、好きなこと」を聞かれると、黒木は「ダイビングの免許をとって。やっと行けるようになってきたかな。あとは、舞台をたくさん見にいくので、劇場に足を運べてうれしい」とコメント。

DJ松永は「マンションの1室を作業部屋にしているんですが、そこの音響を整えるのにハマっています。吸音材をどのくらい貼るかとか。奥が深くて楽しい」と明かした。

このほか「anan AWARD 2021 声優部門」は櫻井孝宏が、「anan AWARD 2021 ステージ部門」は望海風斗が受賞し、それぞれVTRでコメントを寄せた。