【眼福♡男子】長谷川慎 パフォーマーと“陰キャ”とのギャップで魅了「違う人生を同時に進んでいる感じが好き」
毎週土曜23時40分~土ドラ『顔だけ先生』
編集部オススメの“麗しい男子”を紹介する「眼福♡男子」Vol.76は、長谷川慎(はせがわ・まこと)が登場。
長谷川は、ダンス&ボーカルユニットTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとして、ダンスや舞台で活躍している。小学4年生から始めたダンスの実力が認められ、GENERATIONSのサポートメンバーを経て、グループの正式メンバーとなった。
2018年には、ドラマ『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)で俳優デビュー。以後、ドラマ『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ)、映画「貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-」などへの出演を経て、俳優としての活動も増えている。
現在、放送中の神尾楓珠主演の土ドラ『顔だけ先生』(フジテレビ系)では、“陰キャ”な園芸部部長という、クールなイメージを覆す役柄に挑戦。
そんな長谷川のストイックな役作り、THE RAMPAGEメンバーとの関係、お芝居の魅力、至福の時間などについて聞き、その素顔に迫る。

1ヵ月間で体脂肪4%に!メンバーのアドバイスでストイックな役作りに成功
――『顔だけ先生』第2話のボクシングシーンで披露した見事に作り上げられた肉体が話題となりましたが、体作りは大変でしたか?
だいたい1ヵ月半で仕上げました。体重はあまり変わっていないのですが、体脂肪は4%まで落としました。
時間がない中での体作りだったので、もともと自分のベースにある筋肉を浮き出させる作業から始めました。脂肪を減らすと、筋肉が浮き上がってくるんです。
そのためには、食事制限がもっとも大事で、僕の場合は、朝と昼はおにぎり1個分の炭水化物と、お肉や魚のタンパク質。揚げ物などは抜きます。夜は、炭水化物を抜いて、野菜を中心に、鶏肉や納豆などのタンパク質のメニュー。この3食のメニューを約1カ月続けました。
お腹が空くタイミングを作ってはいけないので、間食にプロテインバーを食べたり、アミノ酸やプロテインを欠かさず飲んでいました。
筋トレに関しては、撮影のある日はトレーニングに行かれないので、夜寝る前に腹筋メニューをやり、時間があるときはトレーニングジムに行ってガッツリやりました。

――体作りに関して、THE RAMPAGEのメンバーからのアドバイスはありましたか?
僕たちのグループは16人いるので、それぞれ何かしらに特化した人が集まっているんです。その中で、武知海青は、ボディメイクコンテストで優勝したくらい筋肉のことは詳しくて。
その時は全国ツアー中だったんですけど、海青さんに「ボクシングシーンがある」という話をしたら、コンビニで食べられるものを一緒に選んでくれたり、いろいろとアドバイスをくれました。
初の“陰キャラ”に挑戦。「監督に明確なイメージがあり、かなり細かく作り込んでいただきました」
――その長谷川さん演じる森戸朋也は、はじめは陰気なキャラクターでした。役作りについて監督と話しましたか?
顔合わせ後のフィッティングで、監督と役柄についてしっかり話しました。その時に、「“ザ・陰キャ”といえるくらいコテコテの陰気キャラにしたい」と言われまして(笑)。
ボサボサ頭で分厚い黒縁メガネ、猫背で内股、たまに顎を出すなど、森戸に対して監督は明確なイメージがあったようで、見た目や姿勢などかなり細かく作り込んでいただきました。

――実際に、自身が演じた森戸を見た時は、どう思いましたか?
ファーストインパクトは、結構、陰キャしてるなって(笑)。自分でいうのも変ですけど、普段、パフォーマーとしてキラキラした姿をお見せするようにしている分、ファンの方はギャップを感じてくれたのかなって。メンバーや周りの方たちも、おもしろいと言ってくれました。
演じている時は客観視できないので、どんな感じか不安だったのですが、ちゃんと陰キャな雰囲気が出ていたようで、よかったなと思います。
――俳優の仕事は楽しいですか?
新しい世界を知ることがたくさんあって、すごく楽しいですね。
『顔だけ先生』の場合は、パフォーマーをしながら陰キャな高校生の役柄を演じるという、違う人生を同時に進めている感じが、僕はすごく好きです。
昨日まで何千人という人の前に立ってライブをやっていたのに、急に「暗い」とか「キモい」とかいわれる役を演じる。そのギャップがすごくおもしろいので、やりがいがあります。

今後は、グループの活動をメインに、ソロ活動の幅も広げていきたい。「やりたいことが多すぎて大変(笑)」
――今は、パフォーマーと俳優をやっていますが、さらに挑戦してみたいことはありますか?
この1年を通して、THE RAMPAGEとしてのツアーや舞台などグループの活動がメインだったんですけど、ドラマも並行してやらせていただいて、ありがたいことに個人としての仕事が増えてきたので、これをベースにできればうれしいですね。
最初は年に1~2本の作品に出ることを目標に、徐々にグループ活動以外の仕事の幅も広げていければいいなと思っています。
あとは、モデルをもっとやりたいです。ファッションが好きなので、インプットだけでなく、アウトプットもしていきたいなって。やりたいことが多すぎて大変です(笑)。

――挑戦したい役柄や作品はありますか?
なんでもありがたいですけど、できるなら、謎解きものがやってみたいです。たとえば、ドラマの『イカゲーム』や『ライアーゲーム』(フジテレビ)、映画の「カイジ」や「CUBE一度入ったら、最後 」みたいな作品。
ミステリアスで、人が窮地に追い込まれるようなものがおもしろいと思うので、そのゲームのプレーヤー役をやりたいですね。
非日常的な役も演じてみたいです。現実では起こりえないことが起きる世界の中に入ってみたいと前から思っていたので、魔法を使えたり、空を飛んだり、超能力を持っていたり。SFやファンタジーに出てみたいです。
――最後に、長谷川さんが幸せを感じる“眼福”なひとときについて教えてください。
僕は、ファッションが好きで、ネットでよく服を買うんですけど、そのブランドから出しているフィギュアを集めています。買うのは、だいぶ前に作られたレアなもので、ネットでしか出回っていないもの。
そういうフィギュアを見つけて、「めちゃほしい!」と思いながらネット画像を見るのが、まず眼福(笑)。
それが届いた時には、めっちゃテンションが上がります。そして、そのフィギュアを飾って、ディスプレイしたコレクションを見るときが、とても幸せです。

――いつからハマっているのですか?
結構、前からです。子供のころからレゴが好きで、レゴが出しているフィギュアも買い集めていたので、子供のころからコレクター気質だったと思います。
洋服や、そのブランドのフィギュアを集め始めたのは、中学生くらいから。筋金入りのコレクターです(笑)。

<動画メッセージ>
11月13日(土)23時55分まで、FOD、TVer、GYAO! Yahoo!で、『顔だけ先生』第1話から第5話まで無料配信中。長谷川慎がフィーチャーされる第2話も、この機会にお見逃しなく!
撮影:河井彩美