井上祐貴 ゲームの「課金は抑えている」に対し、北村匠海 「僕はいまだに重課金勢」
11月14日(日)、映画「明け方の若者たち」のプレミア上映会舞台挨拶に、北村匠海、井上祐貴、原作のカツセマサヒコ、松本花奈監督が登壇した。

<北村匠海 自身と近しい役どころに「人生を覗かれていたんじゃないか」>
トークセッションでは、本作で主人公の“僕”が“彼女”に恋をした5年間を「沼」と表現していることにちなみ、登壇者が経験した「沼」を聞くことに。
松本監督は「高校時代に所属していたダンス部の怖い先輩が嫌すぎて、ストレス発散としてひとりカラオケに通っていた」という“沼”エピソードを。カツセは、「学生時代、PHSを使って女性との出会いを探していて、多大な利用料請求が来て親に怒られた」と、ほろ苦い思い出話を紹介した。
「学生時代、アプリゲームにハマった」という井上は、「課金が…。ダメなんですよね、僕あれ。期間限定アイテムは、その期間が終わったら手に入らないんですよ。だから1回課金したら手に入るまでやっちゃうんですよ」とつぶやくと、北村は「ステータスだからね」とうなずいた。

井上は「それ以降ゲームはやるものの、課金は抑えている」と明かすと、北村は「えらいですね、僕はいまだに重課金勢と言われています」と告白した。
北村は「最近ファッションに関して、こだわりのある1点を買って長く使うという思考になって。そこに使っていたお金はどこに行くのか…。まぁ、APEXというゲームに」と説明。期間限定の「ハロウィンスキン」というアイテムについて北村は、「今は(手に入るから)使っている人が多いんですよ。でも3年後には、もう手に入らなくて『なんだ、そのアイテムは?』となる。このマウント(笑)」と熱弁し、笑いが起こった。

ラストの北村は「沼」について、「漫画や小説など活字を追うのが好きで、漫画アプリは7、8個入っている」と説明。「待てば0円(で読める)って表示されているのに、続きが気になりすぎて(すぐに続きが読める)120円を課金しちゃいますね。待てないんで」と嬉しそうに語っていた。
<ストーリー>
東京・明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。
下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり…。世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、“こんなハズじゃなかった人生″に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現実。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも僕は最初からわかっていた。
いつか、この時間に終わりがくることを…。
映画「明け方の若者たち」は、12月31日(金)より全国で公開。
配給:パルコ
©️カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会
R15+
最新情報は、映画「明け方の若者たち」公式サイトまで。