マヂカルラブリーが三冠達成!?「M-1」で優勝してほしい漫才コンビに願いを託す
11月24日(水)、その年の各分野において圧倒的な活躍を見せた人を称え、表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の授賞式が開催。東京2020オリンピックや賞レース、音楽界を賑わせた“今年の顔”が、授賞式前に行われたフォトコール(撮影会)にズラリと並んだ。
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『R-1グランプリ2001』で優勝を果たし、アメリカのバラエティ番組『アメリカズ・ゴット・ア・タレント』に出演するなど、存在感を増し続けるゆりやんレトリィバァは「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞」を受賞。受賞の喜びを語っている最中に涙を拭く仕草をすると、顔を上げる際に目を二重にして取材陣の笑いを誘っていた。

来年の目標を聞かれると、「クリント・イーストウッドに憧れているので、“女クリント・イーストウッド”ではなく、“クリント・イーストウッド女”みたいになりたい」と、独特な“ゆりやん節”をさく裂させていた。

「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞」を受賞したマヂカルラブリーの野田クリスタルと村上は、「普通に生活をしてきて、気づいたら選ばれていたので、ラッキーと思います」(村上)、「『キングオブコント2021』で優勝して三冠を獲れなかったので、この賞で三冠ということで」(野田)と、喜びを表現。
活躍ぶりについて話題を振られると、村上は「シケモクを探したりしないようになったので、大人の仲間入りができた」と満面の笑顔でコメントを。
今年の『M-1グランプリ』で優勝してほしい芸人について聞かれると、村上はオズワルドの伊藤俊介に自分が優勝した際にかけていた眼鏡を預けてあるそうで、「僕の眼鏡のおかげだと言われたいので、オズワルドを応援しています」と語る。
野田は、“漫才なのか論争”が活性化することを期待しているという理由で「ランジャタイ(伊藤幸司・国崎和也)」に優勝してほしいと明かした。
東京五輪メダリスト・旬なアーティストも受賞で笑顔
東京2020オリンピックで活躍を見せたメダリストたちも登壇し、「メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞」の受賞を喜んだ。
柔道男子66キロ級と、女子52キロ級でそれぞれ金メダルを獲得した、阿部一二三と詩の兄妹は揃っての受賞を喜んだ。妹の詩が「いつも私の前を歩いてくれる存在」と語る兄の一二三は、「自分の人生の中で本当に忘れられない1年になった」と今年の活躍を振り返っていた。


サーフィン男子で銀メダルを獲得した五十嵐カノアは、「海の中ではなく、外でもこういうアワードを受賞できたことがうれしい」とにっこり。「一生忘れられない年になった」と清々しい笑顔でコメントした。

スポーツクライミングの第一人者であり、スポーツクライミング 女子複合で銅メダルを獲得した野口啓代は、「憧れの賞を受賞できて光栄に思っています」と喜びを。現役引退となった東京五輪を振り返り、「私のクライミング人生の集大成になるような1年でした」と締めくくった。

弱冠20歳で世界トップクラスを相手にし、サーフィン女子で銅メダルを獲得した都筑有夢路は、「こんな素敵なドレスにメイクアップもしてもらってお姫様みたい。今まで頑張ってきて良かった」とキュートな笑顔を見せた。
「自分の成長を感じられた1年」と今年を振り返った都筑は、「お母さんはいつも海外でも側にいて見守ってくれる。いろいろな面ですごいなと思う」と母について語り、家族やファン、サポートしてくれる人たちに向けても感謝を伝えた。

また、今年の音楽シーンを賑わせた注目の顔も選出された。「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞」を受賞したLEXは、TikTokを中心に大ヒットを飛ばし、最新作ではAPPLE MUSICのアルバム総合チャートで1位を獲得したという19歳。
受賞の感想を聞かれると、「うれしいですけど、僕は結構天才なんで」と余裕の表情を見せる。今後の活動、曲の構想には「無計画に、自分の感覚を頼りにやっていますね」と堂々とコメントした。

映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」のサウンドトラックに唯一のアジア人として参加するなど、ワールドワイドに活躍中のヒップホップアーティストのJP THE WAVYは、「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞」を受賞。
受賞の感想ついて「めちゃめちゃうれしいです。家族、いつも一緒にいる友達、聴いてくれているみなさんに伝えたいですね」と喜んだ。今後の抱負については「やっていくことは変わらないので、特に変わらずですね」と語っていた。
