【眼福♡男子】井上祐貴 女性の髪を結ぶ姿にキュン♡気になる人を誘う方法は…「教えて!」
苦手なバッティングのシーンがあると知り1ヵ月半の猛特訓!しかし…
──“僕”、“彼女”(黒島結菜)、尚人の青春感のある映像が全編を通して印象的な作品ですが、撮影をしながら「これは、青春だな」と感じた瞬間はありましたか?
いっぱいありましたね…中でも、バッティングセンターのシーンは特に青春を感じたかもしれません。“僕”と尚人が隣の打席でボールを打ちながら、恋愛の話をする、作品としてはすごく大事なシーンで。楽しみながら、大切に演じていました。

──劇中、とてもいい当たりを出していましたが、実際、バッティングは得意ですか?
バッティング…苦手です(笑)。僕、サッカーで育ってきたので、野球はやったことがなかったんです。野球はスポーツの中でも唯一、苦手意識もありましたし。だから、初めて原作を読んだときに「待って。バッティングのシーンある!」と思って、台本を読んだらバッティングしながら会話もしているし焦りました。しかも、尚人はカキーンといい球を毎回打つ流れになっているし、これは空ぶれない…と。
当てるだけではなくホームラン級の球を打たないといけないから、ヤバいなと思い、クランクインする1ヵ月半ぐらい前からバッティングセンターに通って練習しました。自分のせいで撮影が押すなんて、絶対に嫌だったので(笑)。
僕が通ったバッティングセンターは、20球でワンセットだったのですが、最初の頃は3球くらいしか当たらなかったです(笑)。本当にヤバかった。意地でも打てるようになって、しかもお芝居をしながら打てるところまで持っていかなきゃと思って、一生懸命練習をしたら、なんとか3球はずすくらいまで上達することができました。

それでちょっと自信をつけて、いざ現場に行ったら…まさかのCGだったという(笑)。よく考えたら、芝居中はカメラが目の前にいるから危ないですし、そりゃそうですよね。ただ、練習していたおかげでフォームは野球ができる人に見えていたので、ムダではなかったと思っています。それに、バッティングに対する苦手意識もなくなりましたし、今後につながればいいな、と。
──「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」という“彼女”の言葉がきっかけで、本作の物語が展開していきますが、井上さんご自身が「こんなこと言われたら(されたら)魅かれる」という言葉、仕草はありますか?
言葉は難しいのですが、魅かれる仕草はあります。あるあるかもしれませんが…髪を結ぶとか、髪ほどくとか、そういうちょっとした仕草は、どうしても気になってしまいますね。自分がしないことだからなのかな。

──逆に、自分が気になる人を誘うときのキラーワードやアクションはありますか?
え、どうしたら振り向いてもらえるか、教えてもらいたいです(笑)。今の僕は勉強中ということで!
──では、映画の見どころをお聞かせください。
新社会人になるとき、キラキラした理想を思い描いて社会人になると思うんですけど、やっぱり突き付けられる現実はそんなに甘くなくて。そういう現実に、北村くん演じる“僕”と、僕が演じる尚人はどう立ち向かっていくのか、どう乗り越えていくのか、乗り越えていけるのか。ぜひ劇場で見ていただけたらと思います。