衛の恩師・聡美がスリースターブックスに敵対的買収を仕掛ける!その裏には空が?
12月16日(木)放送『SUPER RICH』第10話
『SUPER RICH』第10話完全版
氷河衛(江口のりこ)と春野優(赤楚衛二)の家に、優の両親・桜(美保純)と良次(上島竜兵)が、「スリースターブックス」からの仕事の依頼を全うできなかったことを謝りに来た。しかし、優はもう工場をやめたほうが良いと言い放ち、2人に妹・真子(茅島みずき)の学費用の金を渡して出て行ってしまう。
しばらくして優が家に帰ると、衛は話があると切り出す。両親とのことをよく考えてほしいと諭された優は、実家のことは自分で解決させてほしいと答える。そして衛は、自分の体調不良を黙っていたことを謝り、きちんと治すと告げる。

次の日、衛は「スリースターブックス」の仲間に体調のことを打ち明ける。すでにそのことを知っていた宮村空(町田啓太)以外、今吉零子(中村ゆり)や東海林達也(矢本悠馬)、鮫島彩(菅野莉央)たちは驚くものの話を受け入れる。
衛は休養を取ることになり、優はCOO(最高執行責任者)を続けることになった。

その後、優は空に謝り、衛は今吉たちと食事へ行くなど、仲間たちの絆は一段と強まっているかのように思えた。
しかし、今後の自分の身の振り方を模索していた碇健二(古田新太)が空に退職願を提出。驚く空だが、碇はフリーランスになって今後も一緒に仕事を続けると言う。

1ヵ月の休養を経て衛が仕事に復帰。東海林はCTO(最高技術責任者)の仕事を小村勉(大村わたる)に引き継ぎながら興味があった編集にアシスタントとして参加していた。

衛は久しぶりに島谷聡美(松嶋菜々子)に会いに行く。すると、聡美は衛に「MEDIA」社との資本業務提携を持ちかけてきた。会社に戻った衛は、仲間たちに聡美の話を断ったと報告する。聡美は「スリースターブックス」が持つコンテンツのライセンスの独占使用権を求めてきたからだ。聡美は資本提携を諦めた様子だったのだが…。
翌日、衛は聡美からTOB(敵対的買収)を仕掛けるとの連絡を受ける。さらに、聡美はTOBが成功した際には衛をCEO(最高責任者)から外すと言う。
さっそく、幹部に相談する衛。「MEDIA」の法外な買付価格が気になる。東海林は野田(山口勝平)の作品の映像化権をめぐって海外から高額なオファーを受けていることに思い至る。
しかし、その情報は「スリースターブックス」でも幹部たち限られた人間しか知らない。誰かが「MEDIA」に情報を流している可能性がある。その場にいなかったのは優と空だった。

衛はまず優の元へ。優は豪徳尊(板垣瑞生)からデイトレードや株について習っていた。そして、衛は優から空の所在を聞き出し、2人でその場所へと急ぐ。
空がいたのは裁判所だった。空はかつて受けたパワハラの被害者代表となり、訴訟を起こしていたのだ。法廷から出てきた空に、衛は聡美から告げられたことの真意を尋ねる。それは、株の買付後、衛の代わりに空をCEOにするということだった。
すると空は、自分もやりたいことをやってみたくなったと答え…。
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