神木隆之介、チューバに初挑戦!29歳の抱負は「脱・高校生」
サントリー「クラフトボス」シリーズの新テレビCM「宇宙人ジョーンズ・オーケストラ」篇に、役所広司、杉咲花、神木隆之介、トミー・リー・ジョーンズらが出演。12月26日(日)より全国で順次放送される。

共演が多く、普段から愛称で呼び合うという杉咲と神木。演奏シーンの本番前、2人で挨拶を交わしているところに役所も加わり、和気あいあいとした空気の中、撮影がスタートした。
長い役者人生ながら、指揮者役は初めてという役所。指導の先生から四拍子の振り方を教わり、「イチ、ニッ、サン、シ~」という合図に合わせて、テンポと動きを体に覚え込ませていた。
控室に戻るときや別のシーンのわずかな合間も「ジャンジャジャンジャンジャンジャンジャンジャ~ン♪」とメロディーを口ずさみながら、ギリギリまで個人練習。
先生も目をみはるほどに上達し、本番では、情熱的かつしなやかにタクトを振って、オーケストラを導いていた。

一方、中学時代、トランペットを吹いたことがあるという杉咲。今回挑戦したチェロは、弓を使って弾く弦楽器ということで、経験のある金管楽器とは勝手が異なり、撮影前はとても緊張していたそう。
指導の先生からチェロ奏者っぽく見える構えや動き、弾き方をひと通り教わりながら本番に臨んだ。
今回の役は、リズムに合わせて弦を弾きながら、感極まる役所にもらい泣きするというもの。演奏と演技を両立させなければいけない難易度の高いアクションだったが、練習の成果もあって完璧にこなしていた。
撮影後には「みんなと一緒に演奏していると、気分が高揚していく感覚があって、音楽の力ってすごいなと感じました」とコメント。カットが掛かった瞬間、会場中に大きな拍手と歓声が響き渡った。

神木が挑戦したのはチューバ。
過去にラッパの演奏歴はあるそうだが、チューバは全くの未経験。撮影前、楽器に触れながら「どんな音がするのかまったく想像がつかない」と語ると、指導の先生から「同じです。大きいラッパだと思ってください」とアドバイスされ、練習に臨んだ。
ここで抜群の音楽センスを発揮した神木。吹き方のコツを教わると、一発目からバッチリ音を出し、音階を変える複雑な指使いや息遣いもあっという間に習得していた。
上達の速さは先生も驚くほどで、「素晴らしい!」「私の代わりに次の演奏会に出てください」と、出演オファーをするような絶賛ぶりだった。

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