“いろいろあった”宮崎宣子のコラムスタート!「女の悩みは尽きないですね」
連載コラム 宮崎宣子の「八転び九起き」第1回
初めまして。宮崎宣子です。今回から【宮崎宣子の「八転び九起き」】というタイトルでコラムを始めることになりました。お目にかかれることをうれしく思います。どうぞ宜しくお願い致します。
私のことを知らない方も多々いらっしゃると思うので簡単に自己紹介させてください。日本テレビでアナウンサーを10年勤めました。昼夜逆転の生活で自律神経を崩した際に、ハーブの薬効に救われました。寿退社をしたのも束の間、3年の結婚生活を終了し離婚。これからは私にしかできない何か人の役に立つものを仕事にしたいと、ハーブで救われた経験を思い出し、資格を取得。ヨーロッパで取材を行い、宮崎県でハーブ園を経営した後、オーガニックハーブを使ったハーブのプロダクトを開発。2018年に会社を設立し、ボディケア商品を展開しております。
昨年10歳下と再婚も「いろいろあって今があります」
昨年10歳年下の男性と再婚し、たくさんのお祝いのお言葉を頂き、幸せいっぱい…と言いたいところですが、40歳を過ぎてから白髪や老眼もはじまり、体力の衰え、止まらないイライラ…。事業なんてやったことがないので、失敗の連続。さらにフリーのアナウンサーとしても二足の草鞋を履いておりまして、毎日必死に全力で生きている42歳でございます。そんな日常の中で、自分自身のことは勿論、家族や友人との関わりから思ったこと、あるあるなどを、いろいろあった「宮崎宣子の一人アナウンス室」的なつぶやきとしてお付き合いいただけたら幸いです。
さて、今回のテーマ「女の悩みは尽きない…」ですが、コロナで会えなかった友人とおよそ2年ぶりに少しづつ会えるようになりました。また、私の再婚を機に古くからの友人も連絡をくれて会うことができました。その中で、インスタでは幸せそうに見えても、実際は皆それぞれの悩みがありました。ま〜インスタに「苦労してます」なんて書く人はいませんから、「隣の芝生は青い」状態です。
高層マンションでワインを飲む友人だが…
大学時代アナウンサーを目指し、アナウンスの専門学校で出会ったA子は、ずっと仲良くつるんでいる…タイプでない私と同じように、“自分は自分”タイプで、私にとってはとても気が合う友達でした。アナウンサーになれた私は、毎日身を粉にして働いていましたが、家に帰っても寝るだけで、休日はひたすら寝て、昼過ぎから部屋の掃除と洗濯をして、夕飯を買ってきてテレビでも見ているのが幸せな干物女でした。
一方、当時の彼女は本気でアナウンサーを目指していたわけではなく、就職試験のプラスになればと思っていたくらいで、その後、海外に携わる仕事について、世界中を飛び回っていました。とても華やかで、勤務時間の縛りもなく、稼ぎも良く、お料理も上手で、高層マンションから東京タワーを見ながらワインを飲んでいました。
その時の彼女の悩みは「彼氏ができない」でした。
忙しく海外を飛び回っているので、密に会える時間がなく、その場その場で素敵だなと思っていても、次にいつ会えるのか分からない…。ということで、外国人の男性と仲良くなることが多かったようですが、次にいつその国に行くか分からない中で関係を継続させることは厳しかったようです。自由と孤独は紙一重とはこのことですね。え〜でも、この生活できるのに彼氏いる〜?って思いましたが…。
また久しぶりに会えた別のB子は、転職して、新しい会社で出会いがありました。上司としてついた彼と仲良くなったようでした。私もお会いしましたが、とても温厚な人で彼女はとても幸せそうでした。素敵な彼ができてめでたし、めでたし。。。かと思いきや、しばらく経って、久しぶりに相談があると連絡が来ました。
その時の彼女の悩みは「彼が結婚してくれない」。
そろそろ子供も欲しいと思っていた彼女でしたが、彼はバツイチでお子さんがいました。そのお子さんが成人するまでは結婚を待ってほしいと言われたのです。当時後5年くらいだったかと思いますが、その先も確実に結婚できるか分からないし、その時は35歳を過ぎて高齢出産になるから待てない…。というのが彼女の結論でした。(←もはや相談ではない。結果出てるし。笑)彼氏ができても、結婚できるとは限らない…。結婚しても幸せになれるとは限らないのと同じですね。ただ、結婚=ゴールでもないし、自分に合う人にはなかなか出会えないから、とりあえず様子を見ては?と思いましたが、その後お別れしていました。