福本莉子“運命の出会い”に懐疑的?でも胸キュンの王道“頭ポンポン”は「私も好き(笑)」
福本莉子さんが、タイムリープできるとしたら戻りたい“時代”を語りました。
2月18日に公開される映画「君が落とした青空」。本作は、主人公の女子高生・実結が、交通事故に遭う運命にある恋人・修弥を助けるため、何度もタイムリープして奔走するラブストーリーです。

フジテレビュー!!は、松田元太さん(Travis Japan/ジャニーズJr.)とともにW主演を務める福本さんにインタビュー。撮影の裏話や自身がキュンとする仕草、理想の出会いを聞きました。
<福本莉子 インタビュー>

共感してもらえるように、“普通”の女子高生を意識
──本作への出演が決まった時の心境をお聞かせください。
以前、タイムリープものの作品に出演したことがあったので、「私、またタイムリープできるんだ!」という喜びが最初にありました。あとは、この作品は主人公の実結が行動を起こすことによって話が展開していくので、私が頑張らないと…いや、もちろんいつも頑張っているんですけど(笑)。1日1日を大切に生きていかなきゃと思える作品で、見てくださる方にもそういうメッセージをちゃんと伝えたかったので、いつも以上に頑張ろうと思いました。
──実結を演じるうえで、どんな役作りをしましたか?
こういう恋愛ものではキラキラとしたヒロインが多いと思うのですが、この作品を見てくださる方の中で多くを占めるであろうティーンの皆さんが応援したくなる、共感してもらえるような、“普通”の女子高生にしたくて。だから、髪形もキレイになりすぎないように、飾りっけのないヘアメイクにしてもらっていました。
実際、数年前まで私も学生でしたが、登校する前に髪型をキレイにセットするなんて、できないと思うんです。私の学校の場合は朝の点呼が8時25分からで…早いですよね!それまでに学校へ行こうと思うと、毎朝、時間に追われていて、ボサボサのまま家を出ていましたから(笑)。

だから、今回はいわゆる役作りはあまりしていなくて。「一生懸命、(役を)生きる」ということだけ、心に持って演じていましたね。
莉子とは撮影前に友達に!「同じ名前で縁を感じます」
──実結の魅力はどこだと思いますか?
素直なところでしょうか。修弥(松田元太)との関係などいろいろと悩んでいて一歩踏み出せずにいたけど、「自分が変わらなきゃいけない」と気づいてから、すごく強くなるんです。修弥を助けたい一心で頑張る姿は、映画を見てくださる皆さんにとっても何かを感じてもらえるきっかけになるのではと思っています。
──今回は、同世代の皆さんとの撮影だったかと思いますが、撮影で印象的だったエピソードをお聞かせください。
実結の親友・佐喜子を演じた莉子ちゃんは、同じ名前なんですよね。それだけでも縁を感じますが、この作品に入る前に受けた別の作品のオーディションで、偶然会ったんです!「今度よろしくお願いします」という挨拶をして、そこで連絡先も交換して、仲良くなった状態で撮影に入ることができたのでよかったです。
莉子ちゃんは年下ですが、すごくしっかりした子。私、泊まりの撮影のときに化粧落としを忘れちゃって、ちょっと借りたこともあって(笑)。それぐらい頼りにしていましたし、莉子ちゃんのステキな笑顔に癒されながらの撮影でした。

──タイムリープ作品は、“同じではないけど同じシーン”を繰り返すと思うのですが、撮影は大変ではなかったですか?
正直、すごく大変でした。初日に1回目の朝と、2回目、3回目のタイムリープしてきた朝の家でのシーンを一気に撮影したんです。まだ他のシーンを撮影していなかったので、実結がどういう思いでその場にいるのかが想像でしかなくて。
もちろん台本を読んで流れは分かっていましたが、その場で動いてみないと、皆さんとお芝居をしてみないと分からないことはやっぱりあるので。「1回目のタイムリープ後だから、こう思っているだろうな」ということを頭で計算して、お芝居するのがすごく難しかったです。でも監督と細かく話し合いを重ねて、撮影をしました。
