高橋尚子が語る「大阪国際女子マラソン」の見どころ「新たな自分を求めて一歩を踏み出すレースに」
1月30日(日)12時~『奥村組スポーツスペシャル 第41回大阪国際女子マラソン』
1月30日に開催される「第41回 阪国際女子マラソン」の見どころを解説の高橋尚子が語った。
この模様を、『奥村組スポーツスペシャル 第41回大阪国際女子マラソン』として1月30日(日)12時より、カンテレ・フジテレビ系で生中継する。
<千葉真子が語る「大阪国際女子マラソン」の見どころ「松田瑞生選手の気持ちが誰よりもわかるのは私かな」>
「2024年パリ五輪」に向けて、大阪から世界で戦える選手を生み出すというスローガンのもと、今年7月にアメリカ合衆国オレゴン州で行われる「世界選手権大会」の日本代表候補争いが主軸となる大会。
世界選手権派遣設定記録の「2時間23分18秒」を突破した「日本人1位と2位」が代表候補に。また、2023年秋に行われる「パリ五輪」代表選考会(MGC)の出場権もかかる。
今年も解説を担当する高橋尚子(シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト)が見どころを語った。
高橋直子が語る、今大会の見どころ

——今大会の見どころを教えてください。
まずは、東京オリンピック、パラリンピックが終わったということで、パリ五輪への第一歩になる大会なのかなと思います。
また昨年、東京オリンピックも含めて若い選手たちが活躍をしたことで、陸上界も大きく動いてきたと思うんです。特にトラックで、1500メートル、5000メートル、1万メートルと活躍して日本記録を出した選手もたくさんいて、でもやっぱりマラソンだけはまだ止まっている。
だからこそ、「動かしてやるんだ」という陸上界の動きをすごく感じる。大阪を皮切りに、新しい変革を起こす瞬間になるのかなと期待しています。

——どんなレース展開になると思いますか?
ペースメーカーが3つ想定されるということもあって、第一ペースメーカーにつく可能性が高い松田瑞生選手を中心としたレースになってくるのではないかと思います。
そして、第二(集団)から始まっていくと予想される、佐藤早也伽選手が、30キロ以降に(ペースを)上げてどれだけこのレースに関わってこられるのか、展開を面白くしてくれるのかということには注目しています。
ただ、名前をあげた二人だけではなく、それぞれの集団につくみんなが自分の持っている壁だったり、殻だったり、新たな自分を求めて一歩を踏み出すレースになるのかなと期待をしています。
