森田剛「俺も何者かわかんないです」衝撃イラスト披露で共演者もタジタジに
1月29日、映画「前科者」の公開記念舞台挨拶が行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、若葉竜也、岸善幸監督が登壇した。
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イベントでは、スクリーンに本編の場面写真を投影しながら撮影を振り返った。
役柄の距離感から、現場であまり話さなかったという有村と磯村。磯村は「そんなに話さないようにしようと思っていたわけじゃないけど、必然的に口数が少なくなっていたかもしれませんね」と振り返った。
有村は「現場自体も、常に緊張感がある中で撮影していたので、きっと皆さん口数が少なかったんですよね。その中で唯一しゃべっていたのがマキタスポーツさんくらいで」と続けた。

それを受けて磯村は、「2日前にマキタさんが、SNSで『磯村、おれそんなにしゃべってたか』ってツッコんできて」と明かし「マキタさんは『役作りで』とおっしゃっていたので、役として現場を温めてくれようとしていたのかもしれないですね」とコメント。
有村は「マキタさんがいてくれたことで、私が初めて緊張がほぐれたので助かりました」と笑った。
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トークセッションでは、本作のタイトルにちなんで「自分は何者なのか」を発表することに。岸監督が「小心者」とフリップを出すと、若葉が「ごめんなさい、僕もそうです」と同じ回答。
岸監督は「毎朝、緊張しながら現場に行っていた。有村さんに『(シーンで食べてもらう)ラーメン5杯目お願いします』と言えない」と振り返ると、有村は「そこは遠慮しないでください」と笑顔を見せた。
一方の若葉は「撮影前は、怖くて寝れなくなっちゃうタイプで。(寝れなくなるので)現場に行きたくなかった」と、小心者だというエピソードを披露。

「気まぐれ者」と書いた磯村は、「結構ふわっとしてて、その場の気持ちを重視して、計画しないで動くことがある」と返答。
MCから「自分で演技を変えることはある?」と質問が飛ぶと、「そうですね、気まぐれ演技してますね」と答えるも、「あまりいい言葉じゃない(笑)。真面目にやってますよ」と訂正した。

続く森田は「ごめんなさい、こんなんになっちゃった」と、なぜか独特なイラストを披露。すると、若葉から「ほら、ちゃんと書いてないじゃないですか!」とツッコミが。

イベント前に森田から「ちゃんと書いた?若葉さん、ちゃんと書かないと思った」と言われていた若葉は、「全然自分がちゃんと書いてないじゃないですか!」と強調。
最終的に、森田は「(お題の)『何者』を考えたときにこの絵が出てきて…。俺も何者かわかんないです」と苦笑い。

ラストの有村は「緊張しやすい者」と発表し、「堂々としているように見えがちですけど、すごく手汗もかきますし、撮影前も寝られないし、ドキドキしっぱなしです」と説明。
そんな有村に森田は、「緊張を見せないんだろうなと思ってましたけど。堂々としてるから。緊張してるようには見えないですね」とコメントした。
映画「前科者」は、公開中。
© 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
配給:日活・WOWOW
最新情報は、映画「前科者」公式サイトまで。