永瀬廉「ちゃんと俳優でした!」と演技を称賛!池田エライザもメロメロにした相手は?
永瀬廉(King & Prince)が映画「真夜中乙女戦争」の原作者・Fとの交流を明かした。
1月29日、永瀬が主演を務める映画「真夜中乙女戦争」の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、池田エライザ、二宮健監督、劇中にも登場する猫のビーツが登壇した。
※永瀬は、PCR検査で陰性だったものの、濃厚接触者に該当する可能性があるため、登壇予定を急遽変更。リモートでの出演となった(メンバーの岸優太が陽性と公表済み)。

この作品は、作家Fの初の同名小説が原作。“平凡で退屈な日々を送る青年が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた物語。
ドレスコードは“黒”!しかし、リモート参加の永瀬は…
この日は、劇中に登場する“黒服”率いる“TEAM常連”の日ということで、キャスト・監督も黒の衣装に身を包み、観客も黒のドレスコードで来場。イベント中、永瀬が衣装の上に着たタキシードと下のバスケットパンツのギャップを見せて会場の笑いを誘う。さらに、King & Princeメンバーの岸優太からの着信で電話が鳴るハプニングもあり、リモート登場ならではの賑やかなイベントとなった。
すでに映画を見た方々の「終始最悪だけど最高だった。何度も観たい」「観終わった後、抱いた感情を表す言葉が見つからない」「美しくてかっこよくて、そしてとても儚くて、涙が止まらなかった」などという熱い感想が届いていることが伝えられると、永瀬は「この作品を理解して、楽しもうとしてくださっているのがうれしいです」とコメント。池田は「どんな気持ちになっても、たとえ胸糞悪いとしても、そう思えることが幸せである作品なんだと思います」と語った。

そして、原作者・Fより届いたメッセージをMCが代読。
監督、キャストの皆さま。ご観覧の皆さま。大ヒットありがとうございます。
私も次にこの映画を見れば、第六次真夜中乙女戦争となります。重ねて感謝申し上げます。
二度目以降の鑑賞でやっと私が分かりましたのは、劇中何度か流れる不協和音のようなオーケストラのチューニング音の意味。
後半に出てくる、蓮の花の意味。
時計のドアップが極めて重要なシーンで、繰り返されていることです。
そして二度目以降でさらに沁み入りましたのは、池田エライザさん演じる先輩の極めて細かい「躊躇いの目の動き」
柄本佑さん演じる黒服の異常すぎる主人公への愛。
永瀬廉さんが演じる傷だらけの主人公は何度見ても美しく、愛おしく思います。
悪戯好きな監督は他にもさまざまな仕掛けをこの映画に盛り込みました。是非その点も楽しんでくださいましたら幸いです。
このメッセージを受け、永瀬は「実は現場でお会いしたとき、Fさんがボケて僕がツッコんだりしていたんです。なので、改めてこうしてうれしいメッセージをいただくと照れてしまいます」と笑顔を見せる。
池田は「現場の“先輩”のノートに予定や葛藤がぎっしり書いてあって素晴らしかったです。Fさんの原作の描写の細かさがあったからこそだと思います」とコメント。監督は「僕なりにいろんなフックを仕込んでいたので、咀嚼していただけてうれしいです。よく聞くのは、1回目はよくわからなかったけれど、5回目で泣いたとの声もいただきました」と、感謝を述べた。
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