葵わかな、山崎育三郎らがレッドカーペットに登場!映画「キャッツ」ジャパンプレミア
2020年1月24 日(金)より全国ロードショー 映画「キャッツ」
1月24日(金)より公開の映画「キャッツ」のジャパンプレミアが、1月22日(水)に東京・六本木ヒルズ アリーナにて開催された。

主人公ヴィクトリアを演じた、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルダンサーのフランチェスカ・ヘイワードとトム・フーパー監督が来日し、日本語吹き替え版の声優を務めた葵わかな、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次、大貫勇輔、大竹しのぶ、蔦谷好位置らと共にイベントに出席した。
出演陣たちは会場に車で到着すると、次々とレッドカーペットに降り立ち、歓声を挙げるファンたちと交流したり、取材に応じたりしながら笑顔で歩く。特に女性陣たちは背中の開いたドレスの葵や、ワンショルダーのドレスのフランチェスカを始め、かなり薄着にも関わらず、屋外の会場を、予定時間をオーバーして約50分間かけて巡り、ファンへの感謝の気持ちを表した。

その後は全員でステージに上がり、トークセッションも行う。今作は世界中で愛され続けているミュージカルの金字塔を実写化。主人公ヴィクトリアの声を演じた葵は、今作に関わる上で、どうしてこの作品がこれほど長く、世代を超えて多くの人に愛されたのか、考えたという。

「いつどんな年齢の人だったり、性別の人だったり、どんな方が観ても、受け取るものがそれぞれにあって。でも、そこに正解はなくて、だからこそ間違えもなくて。多くの人を受け入れられるような、そして、多くの人に受け入れられるような作品になっているからじゃないかと感じています」と、自身が感じた今作の魅力を真摯に伝える。

ダンサーとして活躍する大貫は「素晴らしい一流のダンサーの、素晴らしいダンスとともに、素晴らしい音楽とストーリーからメッセージを感じとって欲しい」とコメント。

また、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でマリウス役を務めていた山崎は、「レ・ミゼラブル」の映画版も手掛けているトム・フーパー監督に対して思い入れも強く、今回、直接会えた感激を告白。「(映画「レ・ミゼラブル」は)こんな表現があるんだと、何度も何度も観た映画でした。今日は(監督と)直接会えて、その想いも伝えさせて頂き、写真もどさくさに紛れて撮らせていただきまして(笑)、感無量です」と満足気な笑顔を見せた。

今回、映画初主演となったフランチェスカは、子供の頃に「キャッツ」を観て、好きになったヴィクトリアという役を自分が演じたことに運命を感じると話し、次世代の子供たちが自分のように、自分が演じた映画の「キャッツ」を観て、大きな夢を見るようになってくれたら、と希望を語る。

トム・フーパー監督も、8歳のときに「キャッツ」と出会い、惚れたと話し、幼少期の想いが今でもあり「8歳の頃の自分のために作った作品でもある」と紹介。それだけに子供から大人、老人までファミリーで楽しんで頂きたいとアピールした。