“ミスなか”刺さるセリフまとめ!夫婦関係、子育て、虐待、いじめ…整の見解は?
3月28日(月)放送『ミステリと言う勿れ』最終話(15分拡大)
「真実は一つなんかじゃないですよ。真実は人の数だけあるんです。でも、事実は一つです」。
そんな核心を突く数々の言葉が、毎週放送後、話題になるドラマ『ミステリと言う勿れ』。
主人公の大学生・久能整(くのう・ととのう/菅田将暉)は、社会で“当たり前のこと”として流されていることに関し常に深く考え、考え抜く。だからこそ、人の心に響く言葉を残してきました。
ここでは、そんな整のセリフを振り返っていきます。
<episode 1:寒河江健殺害事件>
「ゴミ捨て…どこからですか?お宅にゴミ箱はいくつあります?ゴミ捨てって、家中のゴミを集めるところから始まるんですよ。分別できてなかったら分別して、袋を取り換えて、生ゴミの水を切って、ついでに排水口の掃除をして、ゴミ袋の在庫があるかチェックして。そうして一つにまとめるんです。そこまでが面倒なんですけど。それで感謝しろって言われても」
大隣署の刑事・池本優人(尾上松也)が、妊婦である妻とケンカしていることを身なりの乱れから見抜いた整。「ゴミ捨てをしてるんだから、感謝してくれてもいいのに」と話す池本に対して、見事な正論を返しました。

「メジャーリーガーは子どもの成長に立ち会うことを父親の『権利』だと思い、日本の解説者たちは『義務』だと思っている。そこには天と地ほどの差があるんですよ。『子どもを産んだら女性は変わる』と言いましたよね。当たり前です。ちょっと目を離したら死んでしまう生き物を育ててるんです。問題なのは、あなたが一緒に変わってないことです」
子どもが生まれ、妻がピリピリしているという池本に対し、整が放ったこのセリフ。子育てへの関わりに対する、日本と欧米の考え方の違いを指摘しています。ゴミ捨ての話題と合わせ、SNSにも「ゴミ置き場に捨てるだけがゴミ捨てじゃないんだよ」「整くん、よく言ってくれた」「旦那に聞かせたい」と、賛同の声が多く書き込まれました。
