北村匠海「恋愛映画をやりすぎているのが影響している」中学生の恋愛に持論
北村匠海&阿部寛が親子間の悩みを解決!
続いて、トークコーナーでは、観客から選ばれた親子が、普段言えない悩みを告白。阿部さんと北村さんが、それぞれ親目線、子ども目線で解決策を考えました。

「最近、学校のことを話してくれなくなった、一緒に出かけなくなった。前みたいに話したり出かけたい」という父親の悩みに、子ども側から「中学校に入って彼氏ができて…」と突然の告白。阿部さんは「お父さんつらいですね…」と渋い声でなぐさめ。
北村さんは「距離をとっているというより、大人の階段を登っていることなので温かく見守ってあげて欲しい」とアドバイスしつつ、「我々、映画界が恋愛映画をやりすぎているのが影響しているのかもしれませんね。僕は、恋愛映画というか好きになった人が命を落としてしまう作品が多い…」と自虐。
続けて、「僕も、どこか素直に話せなかったり抱えているものを打ち明けられないということもあったけど、今では親と友達のように一緒にお酒飲んで、昔の話を話したり楽しくしていたりするので、この日を、いつかお酒のつまみにできる日が来るかもしれないですね」と語りかけました。

最後に、北村さんは「自分も大人になるにつれて、親のありがたさというのを、子どものうちに気づいていればよかったと思うこともあります。この映画にも、親のありがたさを感じる場面が散りばめられていて、親子の愛情を再確認できるような映画になっています」とコメント。
阿部さんは「親子って、そんなに親も子も器用じゃないと思います。まさにこの映画でも、お互いに想いあっているけどうまく表現できない。今の時代だからこそ見ていただきたい作品になっています。ぜひ、楽しみにしていていただけたらと思います」と呼びかけました。

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