「西部警察」&「踊る大捜査線」夢のコラボ実現!? “爆破ドラマの街”に潜入
- 日本で唯一、爆破&カーチェイスができる街がある。
- 町おこしのため、爆破しまくる刑事ドラマが作られた。
- 「西部警察」と「踊る大捜査線」のコラボは意外な展開に!?
昔の刑事ドラマといえば刑事と犯人が銃撃戦を行ない、カーチェイスや爆破に次ぐ爆破をかいくぐって事件を解決するという、派手な演出が頭に残っている人も多いだろう。
「日本で唯一!爆破&カーチェイスができる街」として、“炎上”しているのが福岡県筑豊地区。ここでは「爆破インスタ」というイベントが開催され、一般の人でも本格的な爆破や銃撃シーンなどを体験できるとのことで、全国から応募者が殺到している。
これを仕掛けたのは、福岡県筑豊地区を中心に活動する映像監督の永芳健太さん。CMやミュージックビデオなどで爆破演出を手がけている永芳さんだが、ハマったきっかけは、子どもの頃に、伝説の刑事ドラマ「西部警察」の撮影現場を見学したことだったという。
爆破しまくる!オリジナルドラマを制作
7月7日の『アオハルTV』(フジテレビ系)では、永芳さんに会うために、品川庄司の庄司智春が福岡県へ出かけた。オリジナルのスペシャルドラマを制作し、地元の町おこしに協力するのが目的だ。

ドラマには、お笑い芸人の山本高広とホビーが「西部警察」の刑事になり切って登場。筒状の容器にガソリンの入った袋を入れて点火して炎を上げる“ナパーム爆破”が行われると、あまりの迫力に現場は騒然となっていた。

ほかにも、セメントの粉と火薬が入った袋に点火し、大きな土煙を上げる“セメント爆破”や、大きな筒から煙と炎が飛び出す仕掛けの“砲煙爆破”など、さまざまなテクニックを使ってドラマが作り上げられた。
一夜限りのスペシャルドラマ
「アオハル踊るあぶない青部警察純情派2019」
レストランの駐車場で、爆破事件が発生。そして、今度は犯人から列車に爆弾をしかけたと犯行予告が…。捜査本部の木暮課長(石原裕次郎!?)から連絡を受けた大門らが現場に向かう。
現場に到着した大門らは乗客を避難させたものの、列車は爆発してしまう。別の列車をジャックして逃走する犯人。それをパトカーで追う大門は列車内の犯人と激しい銃撃戦に。
列車を飛び出した犯人は、バズーカで攻撃。パトカーから次々と炎が上がっていく。

山本高広扮する大門刑事は犯人を追い詰めたものの、犯人が乱射した銃の弾が当たってしまう…。
そこにお台場から一人の刑事が駆け付け、怒りの表情でこう叫ぶ。
「どうして現場に血が流れるんだ!」

「西部警察」と「踊る大捜査線」の“夢の競演”。スタジオでVTRを見ていたヒロミが「個人でも爆破体験できるなんて、あの街おもしろいな」と言うと、ミキの亜生が「ロケであの街に呼ばれたら、ドッキリで爆破されるかもしれないということですよね」と鋭い指摘。ヒロミも「筑豊に呼ばれたら怪しいな…」とうなずいていた。