剛(間宮祥太朗)ピンチ!深雪(森川葵)が特服男の正体に迫る<『ナンバMG5』第2話完全版>
4月27日(水)放送『ナンバMG5』第2話
『ナンバMG5』第2話完全版
難破剛(間宮祥太朗)や藤田深雪(森川葵)が所属する白百合高校美術部は、次の日曜日に公園で写生大会を行うことに。
「休日だから私服でいい」といわれたものの、ヤンキー服しか持っていない剛。どうすればいいか悩みながら下校していると、市松高校の伍代直樹(神尾楓珠)と会う。
市松高校の2年生グループとケンカになり、左腕を負傷した伍代はギプス姿だった。
伍代から、「なぜ白百合に通っているのか」と尋ねられた剛は、「ヤンキーには向いていないから、普通に勉強したり、部活したりしたかった」と正直に打ち明ける。
その時、ふと伍代のイケている服装を見た剛は、「一緒に服を買いに行ってほしい」と頼んだ。

写生大会当日、伍代に選んでもらった服で参加した剛は、公園のベンチに深雪と並んで座り、デッサンを始める。深雪は、剛の私服姿が気に入った様子。
そこに、男連れのガラの悪そうな女性・カズミ(ファーストサマーウイカ)が通りがかり、深雪が描いていた絵をバカにし始めた。
しつこく絡んでくるカズミに怒り、思わず振り返って怒鳴ろうとしてしまう剛。その時、カズミと一緒にいるのが兄・猛(満島真之介)だと気づき、慌てて顔を隠した。

同じころ、市松高校2年の番格・最上克己(米本学仁)の一派は、特攻服の男=剛を探し出すために、特服のイラストが入ったビラを配り始める。そこには、情報提供者には10万円の謝礼をすると書かれていた。
そんな折、5万4000円ものスマホ代を請求されて困り果てていた深雪は、守田巻(富田望生)から特服のビラを見せられる。この謝礼をゲットし、「ついでに自分のことをブスと言った特服の正体を暴いてやる」と息巻く深雪。


剛は、伍代から、賞金首になっていること、その首謀者が最上という男であることを教えられる。
伍代によれば、「最上は実戦空手の経験者で、市松高校の次のアタマになるはずの男」だという。剛は「人前で特服を着なければ大丈夫」と軽く言うと、「服を選んでもらった礼だ」と言って、伍代を食事に招待する。
難破家を訪れた伍代は、勝(宇梶剛士)やナオミ(鈴木紗理奈)たちから歓迎される。「食事はいつも1人でコンビニ弁当を食べている」という伍代は、難破家の温かさ感じながらナオミの手料理に舌鼓を打つ。
実は伍代の母親は、有名な料理研究家の伍代里美(橘ゆかり)だった。しかし里美は、多忙のため、家にいないことが多いらしい。
難破家に泊まった伍代は、剛と一緒に家を出る。いつものトイレに立ち寄って着替えた剛は、このトイレに教科書を隠しておき、毎朝ここで特服と交換していることを明かす。

深雪は、10万円をゲットするために、島崎登(春本ヒロ)を利用しようと画策する。市松高校のヤンキーたちがたむろしているボウリング場に島崎を誘い、そこでトラブルを起こせば、必ず特服が助けに現れると考えたのだ。

深雪が島崎を誘ったことが気になり、2人の後をつけていた剛は、深雪の思惑通り市松のヤンキーたちに絡まれてしまった島崎を見捨てることができず、特服に着替えて彼を助ける。
深雪はすかさず、ビラに記載されていた電話番号へ連絡した。だが、電話に出た最上一派の広瀬マーヤ(水谷果穂)から、見つけただけではダメだと言われてしまう。

深雪は、特服男の正体を探るために、ボウリング場を出た剛の後を尾行した。それに気づかず、いつものトイレで学ランに着替える剛。その様子を見ていた深雪は、剛が特服の男だと確信し、もう一度、マーヤに連絡する。
そこで深雪は、「謝礼金と引き換えで特服の男の正体を教える」とマーヤに告げる。深雪は「サソリ」を名乗り、マーヤと会う約束を取り付けた。


あくる日、深雪は、一緒に帰ろうと剛を誘った。そこで深雪は、「ぶっちゃけ、特服って難破くんなんでしょ?」といきなり切り出す。動揺を隠しつつ否定する剛。
すると深雪は、道をふさいでいた市松高校のヤンキーとわざとトラブルを起こす。深雪が剛のことを特服だと言っているのを聞き、最上に知らせるヤンキーたち。
やってきた最上は、無抵抗の剛を一方的に殴りつけた。そんな剛の姿を見ていられなくなった深雪は、カバンで最上に殴りかかって止めようとするが、払いのけられてしまう。
それを見た剛は、覚悟を決めて最上とやり合おうとした。するとそこに、特服姿の男が現れる。剛の特服を着た伍代だった。
伍代は、最上の手下たちを一蹴したものの、左腕をケガしていることもあって最上に殴り倒されてしまう。そこに通報を受けて警察が駆けつけた。剛たちは、最上が捕まっている間にその場から逃げ出す。

剛は、伍代に特服の隠し場所を教えてしまったことを後悔していた。工事現場まで逃げて倒れ込んだ伍代は、意識を失いそうになりながらも「今の生活を続けたかったら、最上とやり合おうと思うな」と剛に忠告し…。

あくる日、決意を固めた剛は、市松高校のヤンキーたちから情報を得て、最上がサソリという人物と会うという場所を訪れる。するとそこには、マーヤと待ち合わせをしている深雪の姿があった。
サソリが深雪だと知る剛。ほどなくそこに、最上たちがやってきて深雪が捕まった。最上が謝礼金など最初から払うつもりがなかったことを知り、自分がしでかしてしまったことの重大さを後悔する深雪。
そこに姿を現した剛は、向かってきた最上を一発で跪かせると、最上の武器・鉄板入りのグローブをはぎ取り、力づくでそれを折り曲げてしまう。そして、襲いかかってきた最上をたった2発のパンチで倒す。

深雪は、去ろうとしている剛を呼び止め、迷惑をかけてしまったことを謝った。
だが剛は、あれこれと言い訳を始める深雪にイラつき、つい「ごちゃごちゃうるせぇんだよ!この守銭奴のドブスが!」と叫んでしまう。深雪は、ショックを受け泣きだしてしまい…。

あくる日、剛は松(豆三郎)を連れて伍代が暮らすマンションを訪ねる。伍代のケガを心配していた里美は、「息子を悪い遊びに誘うな」と剛に告げた。

そんな里美に、「おい、テメエ!俺にツレによくもそんなことを」と怒る伍代。すると剛は、「自分の母親をテメエ呼ばわりするな」と怒り、伍代に代わって謝る。里美は、剛のことが気に入ったのか、手料理を振る舞った。

同じころ、千鳥商業のヤンキーたちは、仲間をやられた仕返しに市松高校とやり合おうとしていた。その中には大丸大助(森本慎太郎)の姿もあり…。