宮崎宣子 早大大学院のレベルに驚愕「これはもう、死に物狂いでやらないと」
人生が変わり過ぎて、本当にグッタリも…
私は今、自分の考えの甘さを猛省しています。「ちょっと頑張ればいけるかな?」と思っていましたが、甘過ぎました。これはもう、死に物狂いでやらないとついていけません。
正直、これほど優秀な方々に囲まれた経験はない、というレベルなのです。皆さん、仕事もできて、英語も堪能で、博士かと思えるほど賢いのです。
「私、TOEIC800点ちょっとしか取れなくて…」と聞いた時には、「ええっ!?」(私、受けたこともないんですけど…)と思いましたよ。
早稲田では、TOEICが900点いかない人には、半年に一度強制受験させられるシステムがあります。私なんて、この5月に人生で初めて受けるのに…と圧倒的なレベルの差を痛感する日々。
しかも、若い時のような記憶力もなく、覚えたつもりでも一晩経つと、ほとんど忘れてしまうという…(涙)。
朝6時に起きて満員電車に片道40分ほど揺られながら、車内でも勉強するなんて、まるで高校生に戻ったかのよう。授業を終え、ヘトヘトになりながら、帰りの電車でも予習・復習に追われると、家に着いた時には、放心状態です。
しかも、課題の本や参考文献、さらにパソコンも持ち歩くので、肩こりや血行不良にも悩まされ…。
この1ヵ月、あまりにハードで、そして人生が変わり過ぎて、本当にグッタリしてしまいましたが、それでも、ふと思うのです。
「この歳になって学ばせてもらえる幸せ」と「この歳からでも学べるんだという喜び」を。
何より、大学院には自分が本当に学びたかったことがたくさんあるのです。授業についていくには、さらに勉強を積まなければならず、時間が足りないくらいですが、この環境にいられることには本当に感謝しかありません。
せっかく手に入れた環境ですから、優秀でなくとも、せめて皆さんについていけるように頑張りたいです。
家庭を顧みれば…疲れ果てて、イライラしてしまうこともありますが、夫が洗濯や、愛犬・アロハの散歩も協力してくれて、かなり助けられております。アロハが夫にべったりになっていることに、我に返りつつも、もうしばらくこの生活は続きそうです。
習うより慣れろ…と言いますが、まだ慣れそうにありません。

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