松坂桃李&広瀬すず、事務所での立場の変化を実感「成長っていうか、老い」
松坂桃李の新人時代「若さゆえに“よくあんなことできたな”って思うこと」
「今、成長を実感する瞬間」を聞かれた広瀬さんと松坂さん。
松坂さんの所属する事務所は忘年会があるそうで、「若い順にあいさつをしていくんです。うちの事務所は男性でいうと、一番上が中村倫也さんで、僕、菅田将暉なんですよ」とコメント。
続けて、「だから、(あいさつが)めちゃくちゃ最後の方で。それが、成長っていうか、老い(笑)」と笑いながら答えました。

広瀬さんは、「私も(事務所の中で)一番下だったのが、(今では)上側に入るんです。私よりも後に(事務所に)入った方でも、私とほぼ、世代が変わらないんです」と明かしました。
そして、「急に『すずさん!』って呼ばれるんです。笑っちゃいますよね(笑)。『すずさん』って言われることがすごく増えて…」としみじみ。

また、「若さゆえに“よくあんなことできたな”って思うこと」を質問されると、松坂さんは新人時代の失敗談を告白。
「デビューのときに、熟練のカメラマンに『そのバミリ(立ち位置などの目印)のところまで行って、セリフ言って!』みたいなことを言われて、“バミリ”っていうワードもわからず、『バミリってなんだろうな?』って(うろうろしながら)やってたら、『バカヤロー!』みたいな」
「(カメラマンに)『お前、そんなこともわかんねえのか!もういいよ現場に来なくて。帰れ!』みたいなことを言われたんですけど、『帰りません!』って。よく言えたなと思って」と回想。
広瀬さんは、映画デビュー作「海街diary」でのエピソードを披露しました。
「クランクインしても、台本をもらわずにやることになって。(台本が必要か)聞かれて『いらないです』って言ったんです。(台本がありか、なしか選べたのに)なんでそこで私が、いらないと思ったのか。なんでって感じですよね」と自身も不思議そうに回答。
これに対し松坂さんは「かっこいい!」と返しました。