吉沢亮「もっとテレビドラマにも挑戦したい」杉咲花と橋田賞新人賞を受賞
東山紀之、長台詞に「逃げ出そう」とした過去
受賞作『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)に出演し、阿佐谷姉妹の姉・渡辺江里子さん役を演じた木村さんは、「みんなで一生懸命作って、大切な宝物のような作品です。(撮影に入る前は)『私にこの役ができるんだろうか。ネタも歌もやるんだよな』と(不安に)思ったんですけど、赤いメガネをかけたら『意外と似てるじゃないか』と自分を鼓舞して作品に参加させていただきました」とコメント。
妹・木村美穂さん役の安藤さんは「キャスティングしていただきまして、本当にうれしく思ってます。脚本が素晴らしくて、チーフ演出の津田(温子)さんの思いがスタッフ、キャストに伝わって、『明日もみんなガンバ、ガンバ』みたいな、気持ちのいいぬるま湯みたいな作品になったかなと思います。今日はこのような席に呼んでいただき、ありがとうございました」と感謝しました。

東山さんは、橋田さんが脚本を担当した『橋田壽賀子スペシャル 源氏物語』(TBS)に出演した当時を思い返し、「脚本を初めて読んだときに『これはヤバイな』と思って、あまりの長台詞に本当に逃げ出そうと、旅先まで考えていたんです」と回顧。
「逃げたら橋田先生、石井ふく子先生、メリー(喜多川)さんにこっぴどく怒られるなと、その恐怖に耐えられず止まった次第です。あのときに逃げなかったことが、今ここに立てている証なので、今後も逃げ出さずに頑張っていこうと思います」と語りました。

中田さんは「橋田先生が長年に渡り生み出された作品の数々に出演させていただけたこと、幸せだったと思っています。女優生活も長くなりましたが、やっと1つ1つの仕事、役作りも楽しんでできるようになりました。橋田賞を受賞させていただいたことは、なによりも励みになります。橋田壽賀子先生、ありがとうございました。これからも私は、いろいろな仕事を楽しみながら進んでいきたいと思います」とコメント。

仲野さんは「本当にありがとうございます。『コントが始まる』(日本テレビ)、『#家族募集します』(TBS)の2つの作品があっての今日だと思います。歴史ある賞だと感じていて、いろんな俳優さんからの刺激、また作品から魅了されてここまできたのかなと思っています。僕が誇れるものは実力でなく、いろいろな人との出会いだと思っていて。その人たちのおかげで今があるので、恩返しできるように、人の心に寄り添える作品を作れるように精進していきたいと思います」と語りました。
