竹中直人、山田孝之、齊藤工が共同監督 漫画家・大橋裕之の短編集「ゾッキ」を映画化
竹中直人、山田孝之、齊藤工が共同監督を務める、映画「ゾッキ」の製作発表会見が2月3日(月)、ロケ地となる愛知県・蒲郡市にて行われた。

原作は風変わりな人々の日常をシュールに描いた、人気漫画家・大橋裕之の短編集「ゾッキ」。漫画にほれ込んだ竹中が発起人となり、映画化へと進んだ。
竹中は原作に触れた際に「映画にしたい」と強く思ったものの、「もう歳を取ったので、自分一人の力じゃこれは無理だなと思って、孝之くんと工くんに声をかけさせていただいた」と共同監督をすることになった経緯を説明。「3人で仲良くやろうと思っています!」と笑顔を見せた。

山田は「演出する時は演出、演出しないときはサポートに回ることができるので、意外と理想的な作り方ができるのでは?」とコメント。しかし、まだクランクイン前(2月4日、クランクイン)ということで「明日以降、3人とも血だらけになっている可能性もありますけど」と冗談で会場を和ませた。

また、齊藤は「このお二方と新しい切り口の映画を生み出せることをとても光栄に思っています」と、喜びを語った。
なお、キャストに関しては一部で、ピエール瀧が出演する可能性も報じられている。
今作の公開は来年予定。キャスト発表は今秋に行われる。