城桧吏 好きなおばけは“山彦”「あの能力はドッジボールが強くなる!」
城桧吏さんが、映画「ゴーストブック おばけずかん」の撮影の裏側を語りました。
城さんが出演する映画「ゴーストブック おばけずかん」。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子どもたちが、自身の願いを叶えるため、おばけずかんに登場するおばけたちを集める試練に挑む。そこで待ち受ける新たな出会いと別れ、手に汗握る冒険と、子どもたちの成長物語を描く本作が、7月22日(金)に公開されます。
フジテレビュー!!は、総勢500人以上の中からオーディションで抜擢された城さんにインタビュー。撮影の裏側や好きなおばけのほか、「今の城さんを構成するモノ・コト」も聞きました。
<城桧吏 インタビュー>

オーディションで一緒だったメンバーが集結し「うれしかった」
──本作の原作「おばけずかん」シリーズ(講談社)は、読んでいましたか?
読んでなかったのですが、オーディションで合格してから読みました。すごく絵がかわいくて、1冊の中にたくさんのおばけが登場して、その1体ずつの対処法が書いてあって、楽しかったです。おばけがちっちゃい子に人気な理由が分かりました。
──本作はオーディションを受けて出演することになったということですが、合格したときの心境は覚えていますか?
びっくりしました。実は、僕が演じる一樹とともに冒険する友だち・太一役の(柴崎)楓雅と、サニー役のサニー(マックレンドン)も同じオーディションだったんです。楓雅は一度共演させてもらっていたので安心感がありましたし…合格発表のときに「サニーマックレンドン」と書いてあるのを見て、一緒にオーディションを受けたメンバーだったので、すごくうれしかったです。
顔合わせのときに「久しぶり!」という感じでしたし、撮影前から自然とチームワークもできていた気がします。
──現場でのエピソードを聞かせてください。
現場はみんな仲が良くて、子どもたち4人(城さん、柴崎さん、サニーさん、吉村文香さん)でゲームをやることもありましたし、ロケのときには、ホテルに卓球台があったので、みんなで卓球もやりました。あと、男3人で大浴場に行ったり、山崎(貴)監督と水切りをして遊んだこともありました。
──昔ながらの遊びが多いですね。卓球は誰が強かったですか?
いや…誰も強くなくて(笑)。みんなあまりやったことがなかったんです。だから、すごくグダグダして、打つとボールがあっちこっち行っちゃうみたいな。その中でも僕と楓雅が、まだできるほうでした。
──ラリーもあまり続かない感じ?
そうですね。ただ、1回、奇跡的なことがあって。文香ちゃんが打ったボールがポンッと上のほうに飛んでいって、壁の飾り穴みたいなところにスッと入って、くるくるくるくる~って回っていたんです(笑)。そんなこと、狙ってもできないじゃないですか。だから「すごいじゃん!」って盛り上がっていました。

──水切りは、誰から「やろう」という話になったのですか?
ホテルの前に海があって、最初は僕と楓雅の2人でやっていたんです。それがすごく楽しかったので、次の日に文香ちゃんとサニーを誘って4人でやることにしたんですけど、「ダメ元で監督も誘ってみる?」っていう話になって(笑)。そうしたら監督が来てくれたんです。
水切りは、監督も上手でしたけど、楓雅もうまかったですね。前に水切りをするシーンがあるお仕事があったらしくて、そのときに練習したそうで、10何回かポンポン飛んでいました。すごかったです。
僕はもうとにかく平たい石を探し回っていました(笑)。初めて水切りをしたんですけど、3、4回くらい飛ばすことができて、本当に楽しかったですね。