栃木のホテル間で行われるカルテルに“ダイロク”が挑む<『競争の番人』第1話完全版>
7月11日(月)放送『競争の番人』第1話
『競争の番人』第1話完全版
刑事の白熊楓(杏)は、ミスをして異動させられてしまう。
異動先は公正取引委員会第六審査。勢いよくあいさつして第六審査の部屋に入った白熊だが、出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)だけ。他のメンバーは入札談合の疑いがある建設会社に立入検査中だといい、白熊は桃園と一緒に、現場へと向かった。

現場に着くと、桃園は第六審査のメンバーを白熊に紹介。キャップの風見慎一(大倉孝二)を皮切りに、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)があいさつするが、桃園はもう1人、小勝負勉(坂口健太郎)がいると白熊に教える。
メンバーたちが次々に公取の立場の弱さを愚痴る中、白熊は不審な社員を見つけた。

白熊の視線に気づいた社員、豊島浩平(長谷川朝晴)は、ファイルを持って部屋から逃げ出す。白熊が追うと豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとしていた。白熊は、豊島と男を確保するが…。
白熊にあらがう豊島に、男が証拠隠滅は「検査妨害」だと解く。疑問を感じる白熊に、男は「小勝負だ」と名乗った。

第六審査に戻ったメンバーは、留置した資料を調べ始める。地味な作業に辟易(へきえき)している白熊に、桃園や風見は「小勝負は、東大法学部を主席で卒業した優秀な人物」だと教えた。
そこへ本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が現れ、白熊に「小勝負を頼む」と謎の言葉をかけた。
