大西流星 “かっこいい目薬の差し方”を南沙良から学ぶ
7月25日、映画「この子は邪悪」の完成披露イベントが行われ、南沙良さん、大西流星さん(なにわ男子)、桜井ユキさん、玉木宏さん、片岡翔監督が登壇しました。
本作では、かつて交通事故に遭い、心に傷を負った姉・花(南)、脚に障害が残った父・司朗(玉木)、植物状態から5年経ち目を覚ました母・繭子(桜井)、顔に火傷を負った妹の窪一家と、花と心を通わせる少年・四井純(大西)との、世にも奇妙な謎解きサスペンスが描かれます。
本作について、南さんは「台本を読んで、私自身想像がつかなかったというか。先の展開が読めなくて、すごくワクワクしながらページをめくりましたし、現場に入るのが楽しみだなと思いました。心に傷を負った女の子だったので、繊細な部分を表現できたらなと思ってました」とコメント。

大西さんは「僕自身単独で映画に出演するのは初めてだったので、まずそのうれしさが来ました。台本を読んだ時は、初めて触れるような作品だったので、この映画の世界観に衝撃も受けました。作品に携われるワクワク感とドキドキ感があり、とてもしあわせでした」とニッコリ。
「(本作で演じた)純くんって子は、純粋な子で。16歳と僕より4歳年下なのに大人っぽくて、正義感の溢れるたくましい子なので、(観てくれる方は)純くんの行動を見て、勇気を持ってもらえたらと思いますね」と語りました。

幼なじみの役を演じたものの「あまり現場で話す機会がなかった」という、南さんと大西さん。
大西さんは「1つだけしかエピソードないんですけど、言ってもいいですか?」と声を上げ、「目薬の差し方を教えてもらったんですよ。(南さんは)上を向いて差すんじゃなくて、まっすぐ前を見て差すんですよ。その差し方が衝撃的で、すごくかっこいいなと思って、教えてもらいました」と動きを再現。
「その差し方を(なにわ男子の)メンバーの前でやったら、『流星、なにそれ!』、『俺にも教えてや!』とたかってきて、一躍有名になりました(笑)」と明かしました。
「眼球に差す」という南さんの独特な差し方に、「間違ってるんじゃないの?」(玉木)、「衛生的にはよくない」(桜井)と指摘が飛ぶも、大西さんは「上を向く手間が省ける」、南さんは「(垂れないので)メイクが崩れない」とメリットを上げました。


桜井さんは、撮影を振り返り「冷房がない場所での撮影が多くて、本当に暑かったです」と切り出すと、玉木さんも「死ぬほど暑かったですよ」と同調。
続けて「南さんが蚊に刺されまくってて。すごく血がおいしかったんだろうな」と話すと、玉木さんも「それは記憶にあるな」と、うなずきました。

玉木さんは、撮影当時まだ、なにわ男子としてデビューしていなかった大西さんについて「いずれどんどん大きくなって、忙しくなっていくんだろうなと思っていたら、昨年の7月28日にデビューして。『今、大忙しだな』と親心でいます(笑)。(現場では)ちょっと教えたら、器用に順応していくので、さすがだなと思いました」と回顧。

そんな玉木さんに、大西さんは「なにわ男子の話も聞いてくださったり『デビュー出来たらいいな』と応援もしてくださいました。その会話があったおかげで、緊張感もほぐれてすんなり撮影に入ることができました」と感謝。
「めちゃくちゃ声がいいので、いつかこういうたくましい大人になりたいな」と憧れを抱くと、片岡監督から「そっち路線じゃない方がいいと思うよ」とツッコミが飛び、笑いが起きました。